たーさんブログ

自分の人生を再構築したがっているおっさんのつぶやき

今年こそビッグイヤーにするぞ

みなさん、あけましておめでとうございます。

 

みなさんは、年越しをどのように迎えましたか?

 

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 子どものころは、年が明ける瞬間がなにか特別な感じがして、一生懸命起きてた。

長針と短針が重なったそのときに、自分がその場にいたというのがうれしくて仕方がなかった。

でも歳をとってくると簡単に睡魔に負けて、大晦日も年越しそば食べずに、そして紅白の勝敗も確認せずに、布団にくるまっていました。

今朝も、元旦の太陽がだいぶ上がってから、寒くて目が覚めた次第です。

 

このようにお正月も、クリスマスも、誕生日も、エイプリルフールも大人になるとともに

はるか彼方に忘れ去られ、ときどき子どもたちと過ごしているときに思い出す程度。

結婚記念日なんつうのは、全く忘れてしまいました。

(相方も覚えているかどうか微妙ですが、、、)

 

同じように人生のその年に何があったのかというのも忘れてしまっている。

ドイツの小学校に入学したとき

日本の小学校に編入したとき

大学受験の合格発表の瞬間

それくらいは今でもその光景は思い出せるけど、それ以外はぼんやりとしたイメージ。

特に仕事し始めてからは、特にそういう節目がなかったため、あの年にはこうしたっけなということもなんだかあやふや。

子どもが生まれたときくらいかな

(さすがにそれを忘れるとかわいそう)

 

今年は、なにか記憶に残るようなイベントを起こしたいなと思っています。

何年か経ってから、あれがあったのは2020年のときだよな、と思い起こせるようなそんな出来事を。

でも、そんなエピソードを作るためには、ボーっとしていてはいけないんです。

正月早々、自分の部屋でハリボーのグミを食べながら、ブログを打っている場合じゃないんです。

 

今年は身のまわりの環境を少しずつ変えていこうと思います。

人生100年計画では、もうすぐ折り返し地点!

でも、そんな長生きは無理だし、動けていないでしょう。

日本人の健康寿命が72歳くらいとすると、元気に動き回れるのはあと24年!

なんと少ないことか。

この期間を無駄にせず、後半5年はのんびり世界一周でもしながら過ごすことを考えると、逆算してこの19年をエンジン全開でお金を貯めていかないといけない。

だから、そういう意味でも今年はスタートダッシュの1年、そしてガツンと記憶に残る1年にできればいいかなと。

 

ということで、この1年なにをしていこうか、こたつに入りながら、実業団駅伝を見ながら考えようかなと思っています。

 

そろそろお餅が焼けたので、ではでは。

みなさんも良いお年を。

そして今年もどうぞよろしくお願いします。

 

以上たーさんでした。

お金の無駄遣いで、友人に説教された話

こんにちは。

みなさん、大晦日をいかがお過ごしでしょうか?

 

昨日は、「目標を達成するための秘訣5つ」というタイトルで書きました。

www.taosanblog.com

もちろん、これが全員に有効なわけではありませんが、たいていの人には当てはまるかなと思っています。

 

さて、来年の目標をどうするか?

 

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ここで、先日高校同期の友人5人とのお酒の席でのこと。

世間をにぎわせていた「老後最低2000万円」の話で盛り上がっていました。

当然「ふざけんじゃねぇ」という形で愚痴る人が半分以上でしたが、一人がぼそっと「それくらいのお金は持っているでしょ」って言ったんです。

「ええっ、おまえいくら貯金があるんだよ」って、みんなでそいつを見たら、

「1億ちょいかな」って。

なんとミリオネアなんですって!

 

彼が話してくれたノウハウは別に目新しいものではありませんでした。

株やFXなどの投資はしているようですが、それは貯金のほんの一部でしかなく、大半は毎年コツコツお金を貯めていたから、ということだそうです。

つまり、「節約、倹約」がメインだって言っていました。

 

自分の収入より少なく家族全員の支出を抑える、というのが大原則だそうです。

彼の奥さんは、別に働いているわけではありません。副業はしているみたいですが、大部分の収入は彼が働いて稼いでいるのです。給料もめちゃくちゃ言い訳ではなく、それで妻だけでなく子ども3人を養っています。

自分の場合は、その状況ならば家計は火の車のはずですが、彼には余裕があります。

 

「結構無駄遣いしてるでしょ?」

言われてしまいました。

「コンビニで弁当やお菓子買ったり、雑誌買ったりしていますよね。」

「歩くのが面倒になり、タクシーについ乗ってしまっていますよね。」

スマホのアプリで、いらん課金いっぱいしているでしょ。」

「新幹線で出張に行くときに、グリーン使っちゃっているでしょ。」

「そのほかにも身に覚えありませんか?そう言ったものを無駄だと思って削っていくと、いつの間にか貯金できているよ。」

と、ドヤ顔で言われたときは、さすがに少し腹が立ったのは自分だけではないと思います。その反面彼のいうことは正しいと、そのまわり全員が納得しているようでした。

 

ふと頭に浮かんだのが、うちの玄関に積み重なっているアマゾンの空き箱。

自分は最近ポチっとやっていないので、誰が頼んだものかは分かりきっているのですが、彼のように支出を抑えるためには、その方も説得しないとダメなんだろうな。

むずかしいなぁ。

 

「いやいや、人よりもまずは君からだよ」

彼がニヤニヤしながらこっちを向きました。

「12月何回飲み会に行ったの?」

うーむ、ほぼ毎週金曜に、先週は忘年会で土曜日も行ったかな。

「5回くらいね。んで、その都度いくら払っているの?」

一回1万円で、二次会に行ったりして5000円追加していたかな。

「つまり、5万円と二次会に2,3回行ったとして支出は6,7万円だね」

「さらに、終電に間に合わなかったりしたらタクシー使っちゃうでしょ?んで、家の近くのコンビニでなんか買ったりしない?ラーメンなんて論外だけど。」

「それで結局、おなかにぜい肉つけてるでしょ?」

明らかに自分のおなかに視線を感じています。

何で俺が説教されないといけないんだ。でもたしかに言っていることはもっともだな。

 

彼は続けます。

「さて、この何回かの飲み会で君が得たものは何?」

「上司に昇進を約束されたかい?かわいい女の子と知りあうことができたの?」

「結局ぜい肉をつけて、疲れがたまって、下手したら醜態さらしているだけじゃねえの?」

この言葉は、自分だけじゃなくてほかの人にも言っているようでした。

もちろん、自分だけに向かって放たれた言葉だったら、多分言い返していたと思いますが。

 

「まあ、付き合いっていうものがあるから、全部を断る必要はないけど、絶対に行かなくてもいいような飲み会もあるだろうし、無駄な会話をしているときもあると思うから、そういうメンツの飲み会は次回から行くのをやめればいいんだよ。」

まあ、確かに二次会に行っても、若者たちははしゃいで、アラフィフの自分は後半ほとんど寝ていたからな。

 

無駄な支出をいかに抑えるか?

お金の配分をいかに計画的に行うか?

来年1年の目標にしたいと思います。

俺もミリオネアになりたーい!

 

以上たーさんでした。

皆様、今年1年読んでいただきありがとうございました。

また来年も、このブログが続いていれば、どうぞよろしく。

 

 

 

 

 

目標を達成するための秘訣5つ

こんにちは。

相変わらず有言不実行のたーさんです。

 

今年もあと2日。

みなさんもどうでした、この1年?

充実した1年でしたでしょうか?

 

1年の反省をこめて、久々にブログを打っていました。

ちょうど昨年の今頃から、ブログを毎日連続更新し始めてけっきょ数か月くらいがんばっていましたけど、結局そのあと挫折。

3日坊主でなく、3か月以上坊主、、、もう禿げっぱなしです。

1日あたりのPVも、当時毎日のように最高値を更新していたのに、今やほぼ二桁前半!

とほほ。

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あと昨年終わりにいろいろと今年の目標を掲げていました。

今、そのときのブログを見ていると、「おいおい、欲張りすぎだろう」って感じ。

結局そのときの目標のいくつも達成できていないし、ブログも目標の一つでしたけど、更新も途中で頓挫。

なんと意志が弱い!

人生もうすぐ50歳になろうとしているのに、全然自分の悪いところの改善ナシ!!

 

つうわけで、短時間ですけど、何故ダメなんだろうって反省してみました。

んで、思いついたことは二つ。

 

①目標が多すぎてはダメ。

以前、「同時にできるタスクは3つまで」と聞いたことがあります。

だから、4つ以上目標を掲げると、結局3つどころか1つ、2つ、最悪の場合1つも達成できないなんてこともあるそうです。

つまり、どれも中途半端野郎に終わってしまうやつです。

お笑いで完オチせずに、だだスベリ状態!

それがまさに私。一番カッコ悪い人です。

だから、目標はまずは3つ。もちろん、1日ごとに小さな目標、to doすべきタスクは、もう少しありますが、1年を通して達成したい大きな目標は3つ。

 

②目標が大きすぎてもダメ。

あまりにもハードルが高いと、やっぱ途中で息切れして立ち止まりガチ。

飽きっぽい私の場合は、このブログのように数か月で「もうやめた」状態。

やはり、ある程度年内に必ず達成できるような目標でないとダメでしょう。

山登りも、山頂が雲に隠れてまったく見えない状態だと、もう最初の一歩からつらいですもんね。

だから、数か月で達成できる目標にすること。

そして達成できたら次の目標を作れるというのが、新たなモチベーションになります。

 

③目標の内容は、当然好きなことを中心に。

やりたいことをやる。好きなことをやる。

これが大事。

義務感からやらなければいけない、なんていうのはナシ。

おそらくそういうのは達成できないし、そこまでモチベーションを保てない。

〇〇の資格をとるとか、本を月10冊読むとか、こういうのはそこからどんな自分になるのか想像もつかない。

資格をとったら何?本を月10冊読めたから何?

その何まで、自分をイメージして目標を立てることが大事なんじゃないかな?

つうことで、より具体的な未来の自分像を創り上げることが大切。

 

④きっかけが大事。

今年一つ成功したのは、ダイエット!

まあ、病気になったからというのはあるのですが、ただ病気でやせ続けたわけではありません。

最終的に10kg減量できました。

まあ、まだ標準体重よりはだいぶ多く、デブと言われれば否めませんが。

きっかけは病気でした。でも局所的で、内臓が悪くて食べられない体になったわけではありませんでした。

ただ、そのときの病院食の量を退院してから守って、それも1日3食きちんと食べて、間食をがまんしていたら、体重が減っていったのです。

つまり、きっかけが大事なんです。

でも、多分それだけだったら長続きしなかったと思います。

 

⑤そして、次のきっかけをみつける。

6kg減量に成功したとある日、自宅の部屋の断捨離をしていて、昔のズボンを引っ張り出したのです。

10年くらい前のジーパンでした。

履いてみたんです。

 

履けたんです!ボタンも留められました!

すごい!

ズボンをとっておいてよかった。

 

このエピソードはめちゃくちゃモチベーションをあげてくれました。

そこからさらに4kg減らすことができて、今に至っています。

つまり、次なるきっかけを作ることが大事なんだと思います。

大きな目標を達成するために、中くらいの目標を作って、さらにそれを達成するために小さな目標を作り、それを一つ一つクリアすることが良いというのを本に書いてあります。

ただいちいち「目標」とネーミングして、そこに向かって歯をくいしばって頑張るのはやはりつらいです。

苦しい山登りの合間にふと横をみると広がっていた下界の美しい景色のような、たまたま出会えたようなことが、次のきっかけになるんです。

はじめから予定しているものではなく、途中で自分のしていることに関連づけてやってみることがいいんです。

 

さて、たらたらと自分の目標に対する反省を書いてみました。

さあ、次から来年、令和2年の目標をあげていこうと思います。

 

今年も私のつたないブログを読んでいただき、ありがとうございました。

そして、皆さんの来年がいい年になりますように。

 

ではでは。

以上たーさんでした。

 

働かなくてもいいんじゃない

こんにちは

またまた懲りずに「ブログご無沙汰」してしまったたーさんです。

 

 

退院してからも、相変わらず人にこき使われるのが好きな私は、

たぶん「療養」という言葉を知らないのでしょうね。

職場で周りから、

「休めばいいのに」

という言葉を何度かけられたことか。

それでも笑顔でスルーして、早朝から夜遅くまで働いていました。

 

 

そんなに仕事をしてしまうのはなぜ?

入院していて凝り固まった体をほぐすために動きまわっていたのでしょうか?

いいえ。

ただ自分が休んでいる間に、どれだけ仕事が進んでしまっているのか、

自分が職場で忘れられた存在になっていないか、心配だっただけなんです。

 

 

正直自分がいなくても仕事はいつも通りこなされていました。

「自分がいなかったから、みんな大変だったでしょ?ごめんね!」

と言えるような雰囲気では全くありません。

むしろ、患部にガーゼを巻いて、いかにも「退院したばかりです」風の私の姿を見て

「もう少し休んでいていいんですよ」

「特に仕事ありませんから、やっておきますから」

と言われてしまうばかり。

(なんだよ、俺の今までの立場は何だったの?寂しいじゃんかよ)

(せめて、「いなかったので、仕事のこの部分ができなくて困っていました」くらい

言ってくれてもいいのに)

と思ってしまうのは、私のわがままでしょうか。

 

 

そうなんです。自分がいなくても職場は困っていません。

病人が仕事をする場所ではないんです。

インフルになっても、みんな平気で休みます。

ここはそういう意味ではいい職場です。

まあ、そりゃ、うつされたりしたら嫌ですもんね。

だから、今回も退院翌日から職場に顔を出さなくても本当はよかったんです。

 

 

でも、みんなと同じことをしないと不安になる日本人だからか、

退院後も休み続けていると陰口をたたかれるのが怖い小市民だからか、

1日でも賃金が減ると食べられないくらいお金に困っている貧乏人だからか、

退院翌日からほぼ3週間経った今まで、仕事に邁進していました。

だから、疲れています。

 

 

そのうえ、仕事をしていると自分の時間がありません。

仕事で疲れると、帰りの電車の中で寝てしまい、

夜ご飯を食べてすぐに寝てしまいます。

結局、自分の時間はほぼありません。

 

おいおい!

入院中に考えていたんじゃないかよ!

癌だから、

残りの人生時間は限られているんだから、

自分の好きなことをする時間を作るために、仕事をやめようって。

たしかに、病室のベッドに寝ていたときは、そんなことを考えていました。

たしかに、自分の人生計画について、考える時間があったのです。

 

 

しかし、退院していつものように時間に追われる日常に戻ると、

そんなことを考える暇はありません。

「自分の時間を作ってなにをしようか?」

なんて考えるよりも、次から次に仕事を与えてもらう方がいちいち考えなくていいので

楽なんです。反射で動いてしまっているのです。

これって、敢えて考える暇を作らないようにしているのでは?

 

 

自分の今いる場所はいい職場なので、一応は人間らしく仕事をすることはできます。

それに、年齢的に上司に当たるので後輩に仕事をやっておいてもらうこともできます。

しかし、私の悪いところ、生まれつきの性格でダメなところは、

自分で仕事をやらないと気が済まないというところにあります。

やらないと心配になり、結局仕事でパンク寸前までいって、全然人間らしい生活を

送れていないのです。

 

 

どうすればいいんだろう?

これって自分が悪いんだよね。

このまま行くと、自分にとっては何もせずに、こき使われて病気で死んでしまうよ。

そう言えば、前の職場もこき使われすぎてやめたのではなかったのですか?

 

 

「無理しないでね」

とよく言われます。

それって、自分が楽しそうに働いていないからなのかな?

楽しそうに働けていないお父さんは、家でもいつも疲れた顔をして、すぐ部屋に

閉じこもってしまいます。

会話をする元気もないのでしょう。

 

 

その姿をみた子どもたちは、なんと思うでしょうか?

「ああ、大人ってつらいんだ。」

「仕事って大変なんだ。」

そして、

「大人になんかなりたくない。仕事なんてしたくない。」

「勉強をやっても、ちっともいいことない。」

子どもたちはそう思って、暗い将来を嘆くのではないでしょうか?

 

 

周りのことなんか気にしなくていいんです。

自分がやらなくていいような仕事は人にまかせましょう。

そして、

自分がしたい仕事、自分が楽しんでいること、そして自分の健康、

つまり、まずは自分自身を大事にしようと思います。

そして、それが家族や周りの人たちにいい影響を与えることになればいいんです。

 

 

3週間仕事をしてきましたが、手術前とはちょっと違う思いを持ちました。

忙しい毎日の中でも、少し立ち止まって、

「自分はこのままでいいのだろうか?」

と振り返ることが大事。

1日の中で少しでも考える暇を作り、

そこから自分の時間へと発展させて、

そして自分で何かを創造することをめざそうと思います。

 

 

頭を使ってね!

そして、体にいいことをしよう

 

 

 

 

 

今日退院!ありがとう、病院食!!

こんにちは。

今日で入院生活7日目...となるところが、

昨日の夜病棟に主治医がふらっとやってきて

「明日でも退院大丈夫ですよ」

だって。

 

おいおい、うれしいけど...

 

うれしい!

 

まあ、もうそろそろだろうな、とは思っていましたが、

まさか今日でいいとは。

「この退屈な日々ともおさらばじゃあ」

 

というわけで、本日めでたく退院してきました。

そんで、自宅に直行。

 

そして、

そして、

お昼にラーメンを食べてきました。

「うまーーーい」

でも、すごく感動したわけではありませんでした。

(そんなに体が欲していないのかな?)

 

 「やっぱ、1週間毎日病院食だったから、ラーメンがうまいと感じるでしょう」

って、期待して質問してくるんですが、

むしろ1週間食べ続けると、いかにも健康にいい食事が当たり前になり、

ちょっとしたおかずと野菜と汁ものと白いご飯、そして最後にフルーツだけで

満足できる体になってしまったようです。

 

退屈な入院生活で、1日3度のこのお食事がすごく楽しみでした。

 

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1週間病院食を続けると、いくつかの点で自分の食事に対する姿勢が変わりました。

 

①おかわりができなくなりました

今までは、普通の人が食べる食事のボリュームに、さらにもう一回りかぶせていました。

まあ、それが間違いなく「太る原因」だったわけなんですが、

病院食になってから、その量でがまんできるようになってきたのです。

 

最初のころは、メインのおかずが一品しかないとか、ご飯茶碗が上げ底だとか、

酢の物が酸っぱすぎるとか、デザートのバナナは半分でなく1本にしてほしいとか、

心の中でクレームの嵐でした。

 

しかし、一発目の食事を運んできたナースマン

「少ないっすよね。でも、みなさん慣れるみたいですよ。あとやせられますよ」

って、笑いながら言われて、

「そうか」

と、納得してしまいました。

仕方がないというあきらめの気持ちをもって、しばらく食べていると、

意外に結構満腹になるもんです。

 

今まで、低糖質と言いながら白いご飯を抜いて、その分春巻きとか餃子とか

量を増やして食べていました。

(全然低糖質でないじゃん(ツッコミ))

しかし、白いご飯一杯に、煮魚と汁ものとおひたしとかで全然十分です。

 

今まで、うちの相方に、おかずの種類をたくさんお願いしていたから、食事を作らなくなってしまったのかな。

(テーブルの上にいっぱい皿を並べて居酒屋風するのが好きなもんで)

なんて、思ったりもします。

 

たぶん、1週間この量で生活してきて、だいぶ胃の大きさも小さくなったと思います。

今日の昼のラーメンも、いつもなら ”全部のせ” という感じなんですが、

普通サイズの半分で結構十分でした。

 

この入院生活で、体重はさらに2kg減って、家族にもびっくりされています。

健康にいい食事は、白米を食べていてもやせるんだなと思いました。

低糖質にこだわりすぎるのもどうかと。

 

②食事に集中するようになりました

これまで、食事をするときは、テレビを観ながらとか新聞読みながらとか、

酒のつまみにとかでした。

しかし、食事が楽しみになってきて、そしてそれ以外にすることがないと

自然に食事に集中しちゃうんです。

 

「今日のお魚の味付けは何かな?」

「この汁、さつま汁って言うんだ」

「ごはんに梅干しだけでも、美味しい」

食事に対する感想がこれだけ出てきたことって、ここ最近ありませんでした。

 

なんとなく「ながら」で食べていて、口の中にどんどん押し込み、

気づいたら皿が空。

食事の素材や味付けとかよりも、テレビの内容の方が印象に残っているという感じ。

口の中に次々に物を入れるので、結局なんの味かわからない状態でした。

そんで、飲み込んで終わり。

 

でも、この数日間は、一つの素材がきちんと咀嚼されて食道に落ちるまで、

次のものを口に入れない。

(だって、量が少ないんだもん)

という食べ方をしていたら、一つ一つの味付けがよくわかるようになったし、

(今まで、どんだけ味付けに鈍感だったか?!)

白いご飯にも味があるんだということがわかったし、

少ないと思っていた量でも満腹になるようなったし、

 

そして、食事に対する感謝みたいなものが芽生え始めました。

 

こうやって、食事を味わって美味しく食べれるのは、自分が健康だからだし、

朝から夜まで厨房で一生懸命に食事を作ってくれる人がいるからだし、

さらには、

一つ一つの素材を育てたり、採ったりしてくれる人がいるからなんだと。

 

③体調がよくなりました

(お食事中の方はすみません)

実は、毎日快便だったのです。

 

低糖質を始めてから、便秘気味でした。

あるいは、ジャンクフードを食べているときも便秘気味でした。

お酒を飲んだ翌日は、下し気味でした。

 

それが、病院食になってからほぼ毎日、それも1日2回。

胃腸の動きがよくなったのでしょう。

毎日3度、決まった時間に、決まった量を食べる。

バランスのとれた食事内容と、その際にいただく熱いお茶

それだけなんですけどね。

これも体重減少につながったのかな。

 

自分の体は、自分が食べているものによってつくられる

自分の健康は、何を食べているかによって決まってくる

 

病院食って、まずいというイメージがありました。

いやいや、そんなことはないです。

今までの食事が、ある意味贅沢すぎていたし、濃い味付け、過剰な量が自分の体に余分な負担を与えすぎていたのです。

病院食はおいしかったし、それ以上に自分の体に大きな変化を与えてくれました。

食事に対する姿勢も大きく変わった気がします。

 

さて、明日からまた仕事。

でも、その合間の食事も、しっかり考えて、そして味わって摂っていこうと思います。

そうすることで、自分の病気も治ってしまうような気がしています。

では。

 

 

入院も、長くかかると、歩けない

こんにちは。

 

入院してから6日目、明日で1週間です。

こんなに入院したのは久々。

昔、子どものころに扁桃腺の手術をしたときに2週間入院したとき以来です。

40年ぶりですかね。

 

昨日の記事で「暇すぎて、暇すぎて」をアピールしまくって、すみませんでした。

おかげで、入院中に本を6冊読破。

あとスマホゲームの「ラストシェルター」の基地レベルを

無課金で10まで上げることができました!

(「だから、何だよ!!」って感じですよね)

 

というわけで、このままでは「病院引きこもり」状態になってしまうので

散歩していました。

筋トレとかも傷口が痛くてできないので、散歩です。

(それと、昨日の記事のid:metrocrossさんのコメントにも刺激されました。こういうときこそ積極的にベッドの前のカーテンを開けて、病室から外にとび出さないとですよね!)

 

しかし、これが意外と大変。

ただ歩くだけなんですけど...

病棟内、たとえば病室から面会ラウンジまでとかなら普通に歩けました。

しかし、今日は前述の昨日の記事のコメントを受けて、外来の方までとか、

玄関横の喫茶店とかまで歩いてみました。

いやいや、大変です。

この数日間のベッド上生活でどんだけ筋力低下したか。

 

平地を歩いていると、まず左の足関節が痛み出してきたんです。

途中、痛そうに足首をまわしていたら、通りがかりの看護師さんに

「大丈夫ですか?」と声をかけられてしまいました。

ちょうど横が偶然にも整形外科外来と書いてありました(笑)。

 

それ以上に、膝が抜けてきたというか、なんかしっかり膝に力が入らないんですよ。

脚力が思い切り低下しています。

これ以上長い距離を歩くと、帰りは車いす状態になってしまうかも。

とりあえず喫茶店でアイスコーヒーとか頼んで、休みました。

 

いやいや、こんなことで筋力って落ちていくんだなとまじまじと感じました。

定年で仕事辞めて、家で朝からゴロゴロしながら新聞読んだり、テレビを観たり、

そんな生活を送っていると、あっという間に歩けない人生になってしまいそうです。

 

自分もあとどんだけ生きられるかどうかわかりませんが、

せめて残った人生くらいは、姿勢よく自分の足で歩きたいもんです。

 

ポケットに入れてあったスマホの万歩計みたら、この散歩で何歩歩いたと

思いますか?

 

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恥ずかしい限りです。

今までだいたい1日6000~8000歩歩いていましたから。

今日2000歩でガクガク。昨日はいったいどんだけ歩いたんだ?

 

この数日間の減退した体力を取り戻すには。まだしばらくかかりそうです。

 

ただその前に退院はいつになるのやら。

傷はまだ痛いし...

 

いつかは下の写真の階段を昇り降りしたいです。

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エクアドルの「悪魔の大釜」という世界3大危険な階段の一つです。

行ったことある人いますか?

 

それまでに体力をつけようっと!

暇すぎて暇すぎて、何をすればいいの?

こんにちは。

入院生活って、すごく暇なんです。

 

朝6時に起こされて、8時、12時、18時に食事。

そして、消灯は夜9時。

15時間の間、3回程度検温と朝と夕方の2回回診があります。

検査があれば、その間時間をつぶせますが、土日は完全に医者も休みなんで

ほんと暇になります。

 

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昨日からやっとシャワーを浴びれるようになり、体はスッキリしました。

しかし、それ以外の時間はどうしたら...

頭の中はモヤモヤしっぱなしです。

 

本を何冊か持ってきていたので、それを読んでました。

あとKindle Fireを持ってきていたので、ポータブルWiFiに接続して

何冊か漫画をダウンロードして読んだり、

スマホでゲームやったり、Twitterを眺めていたり...

でも、どれも長続きせず、すぐにやめてしまいました。

 

 

家族には

「寝ていれば!せっかくの休みだと思って。」

と言われますが、昼間から寝ているのはどうかと。

病棟内を看護師さんが一生懸命に動き回っているのに、自分だけカーテン閉めて

イビキかいているのもどうでしょう。

 

それ以上に、ベッド上の生活が続いているので、腰が痛くてたまらん。

 

というわけで、筋トレをしようと、ベッドから降りてスクワットしていました。

いや、やるもんじゃなかった。

傷口が痛い、痛い。

今まであまり痛くなかったのに、なんで?

ジンジンしている。

 

たまたま巡回している看護師さんに、正直に言いました。

「スクワットやったら、傷口が急に痛くなってきて...大丈夫でしょうか?」

看護師さんが心配そうに傷口をみて、

「傷は大丈夫そうですよ。急に血液の循環がよくなったから、負担がかかったのでしょう。様子見て、痛みが今晩も続くようなら、教えてください。一応、当直医には申し送っておきますので。」

と返事。

笑顔だったので、自分も安心してしまいました。

(笑顔は万国共通の安心の印なんだな)

 

無理な筋トレが傷口に負担をかけてしまうのは、普通わかりそうなんですが、

自分の場合は暇すぎて頭の中も休日状態、やはりボケていたのでしょう。

 

結局久々に痛み止めを飲んで、ベッドの上でボーっとしていました。

 

普段の生活に戻るには、まだ時間がかかりそうです

 

ちなみにみなさんだったら、これだけ時間があったら、何をしていますか?