たーさんブログ

自分の人生を再構築したがっているおっさんのつぶやき

ウエストのきついズボンやスカートを履き続けると体を壊すって、ホント?!

こんにちは。

見た目第一印象がいかにも「メタボ」!

40代ちょうど半ばのおっさんブロガーことたーさんです。

 

この体型にこの生活習慣、そしてこの年齢!

最近自分の健康というものに対してやっと危機感を持ちはじめました。

それを職場とかで口にすると、「ええ、いまさらですか?」って、よく言われます。

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(↑自分ではありません)

毎日仕事に行くときにピシッとスーツのズボンを履きます。正確に言うと、ピチピチもしくはパツンパツンのズボンで、それも案外物持ちがいい方なので、いまだに8年前に紳士服の〇山で買ったスーツの上下を着ております。
当時は採寸して自分の体型に合わせて買ったのですが、時は過ぎて自分の体型もだいぶ崩れてきて、今は当たり前のようにヘソもしくは下腹部にベルトがめり込んでいます。
(上写真参照)
 
つまり明らかにこのズボンを買ったときよりも、腹回りをはじめふくよかになっているので、今はきつくなっているのです!
(何をえらそうに言っているのかね、この人は)
 
少しずつズボンがきつくなり、腹にめり込んでいくに従い、ズボンを履くときにはおなかをへこます特殊な呼吸法を会得しました。
美木良介のロングブレスと同じような状態です!

 
そして、床に落ちている物を拾う時は、膝を曲げながら、もしくはゴルファーがやるように片足を後ろに挙げて拾っています。

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いろいろな工夫をしている毎日です。
「でも、これって大丈夫なの?」
っていうことで、心配になって調べてみました。

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きついズボンを履き続けると体を壊す原因

怖いことがいっぱいわかってしまいました、、、

まず

①きついベルトが食い込んで腸が圧迫されると

締め付けられた腸の動き(蠕動運動(ぜんどううんどう)と言います)が悪くなります。これだけでも、腸での消化が悪くなり、下痢になったりします

さらに動きが悪くなったために腸に溜まった便は、直腸、肛門に向かって先に送られなくなり排泄できずに便秘を起こします

(これだけでも苦しそうです)

そして腸におけるこの便の大渋滞のために、下手すると「腸閉塞(イレウス)」になってしまいます。

*時に夜間の救急室に猛烈な腹痛で運ばれてくる患者(女性が多い)の中には、このような便秘で搬送されてくる方もいます。

②腸の動きが悪くなっていることから

食べたり飲んだりするときに口から入ったガスは胃や腸のところで停滞してガスっ腹になりおなかが膨らんで苦しくなります。

当然胃酸は、腸の動きが悪くなっているためにその先の腸に流れていくことができないので、ガスが充満して締まりの悪くなった胃の入り口(噴門部と言います)から逆流して食道に流れ、逆流性食道炎という病態になります。

*胃酸が食道にしみると、胸がやけてすごく痛いのです。人によっては狭心症のような心臓の病気かと思ってしまうくらいなんだそうです。

③腸の周囲の臓器が圧迫されると

大体太った人は皮下脂肪だけでなく腸の周りにたっぷり内臓脂肪がついています。

ただでさえ通常の状態で、腸だけでなくほかの臓器や大動脈が脂肪により窮屈な状態になっているのに、そこでベルトによってこれでもかという感じに締め付けられるのです。

 1.腹腔(腸や胃、肝臓などの内臓が入っている部屋)の一番上、横隔膜の直下にある胃が圧迫されると、胃の動きが悪くなり、そして胃の血流が悪くなります。先ほど述べたように胃酸の逆流が起きたり、胃酸の滞留、胃壁の循環不全により胃炎、胃潰瘍になることもあります。

また立ち上がる際前かがみになる瞬間に胃が強く圧迫されて、食直後なら嘔吐してしまうこともあります。

2.肺と腹腔の上側の境界に当たる横隔膜が圧迫されて、肺をつぶす方向に圧迫されてしまうと、肺が十分に膨らまないので呼吸がしづらくなり、簡単に息切れを起こしやすくなります
また胸腔(肺や心臓の入っている部屋)の内圧が上がることから、心臓が膨らみにくくなり心臓に返ってくる血液量が減少。そのために血圧が下がったり逆に心臓がさらにがんばってしまうために血圧が上がったりします。
きついズボンやスカートで、心臓にも負担がかかってしまい、下手すると命にもかかわってきます。
(ああ、なんとつらい現実!)
 .内臓脂肪は下行大動脈、下大静脈という太い血管をはじめ、さまざまな血管も包んでおり、それらもお腹が締め付けられると圧迫されます。もちろん、動脈という血管は壁が硬いのでそんなに簡単には押しつぶされませんが、ただ圧迫によりお腹から足への血流が悪くなります
大動脈の血行が悪くなることで足が冷えたりしびれたりすることもあります足のむくみの原因になることもあります。
仕事から帰ってきて靴下を脱ぐと、いつも足首にゴムのあとが、、、

④さらに姿勢の問題も加わります

①、②および③を避けたいというわけで、お腹の圧迫を減らそうとして自然と姿勢を前かがみにしてしまいます。そうすることで、腹腔内圧を軽減しようとするのです。

でも、姿勢が悪くなったままでいることが多くなり、気づいたら腰のヘルニアや背骨が曲がってしまうような病気になりやすくなります。

⑤そして何よりも

ベルトの接触していたお腹の皮膚が黒ずんでくるのが、はずかしいかぎりです。時にはそこの部分がかゆくなります。
*夏は海パンを少し上げ気味にして、色素沈着部分を懸命に隠していました。でもたいていお腹のお肉が、さらにその上からはみ出て隠れてしまうんですけどね、、、
 
というわけで、きついズボンやスカートを履けば、体調が悪くなる可能性があるとわかりました。もちろん、極端な症状を示したわけで多少余裕があればきつめでも大丈夫だと思います。
それに、だからと言って明日から会社にゴムパンを履いていくわけにいかないのが現実!

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やっぱ、少しずつやせる努力をするしかないのです!?
と、落ち込んでいるたーさんでした(終)
 
★平成29年2月14日書き加えました