たーさんブログ

自分の人生を再構築したがっているおっさんのつぶやき

関節と筋肉のケアは最高のパフォーマンスをめざすのに不可欠だ、と最近気づいた話

こんにちは。

 

最近思うのですが、この歳になってきて(まだまだ40代なのですが、今年ついに後半戦に突入します)、体が思うように動かなくなってきました。

電車が来た!

なんて急なときに、体が機敏に動いてくれないのです。

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かつては駅のホームに降りる階段をスタスタと素早く降りたり、一段飛ばしに降りたりすることがありましたが、今はつんのめるのが怖いせいか早く降りることが難しくなりました。ましてや、一段飛ばしになんて降りると膝にズキンときたり、なぜかに奥歯に響いたりします。

「体のバネがなくなってきている」

「こりゃ、老化だな」

年齢のせいにしてしまえばそれまでです。

諦めるのは簡単ですが、果たしてそのままにしていいのでしょうか。

 

 

思うように動かない原因は、関節と筋肉が硬くなっているせいなのです。

関節とは、骨と骨の「継ぎ目」になっているところです。

人間には大人で約200個の骨があると言われています。通常は、例えば膝のように2本の骨が1つの関節、つまり膝関節でつながっています。ただ、より細かい動きが必要とする手の骨には1つの骨にいくつも関節がついているのです。片手だけで、なんと27か所も関節があるということなので、びっくりです。ですので、全身で関節は骨の数よりも多い260か所くらいあります。

そして、その関節を動かすのに働いているのが筋肉です。

さて、ここまでは女の子と飲みに行くときに話のネタにしていただければいいかなと思います。

さてみなさんはいかがでしょうか?

特に朝、体がスムーズに動かなくなっていることってありませんか?

朝起きた時に、

  • 首、肩、背中や腰が痛い
  • 手首や足首、さらには両手指がこわばっている
  • 腹筋を使って起き上がれず、横に向いてから起きている
  • トイレのときに腰をひねっておしりをふくことがつらい(笑)

などなど。

寝ている間は寝返りをうっているとはいえ、当然体をあまり動かしていません。またこの時期、朝はまだ冷え込みます。動きがないことと寒さのせいで、筋肉はものすごく硬くなっているのです。

私の憧れている武井壮さんは、朝起きたらすぐに体の関節を全部ぐりぐりに動かして、筋肉を伸び縮みさせながら、きちんとスムーズに動くかどうか確認しているそうです。いわゆる入念なストレッチ運動です。

筋肉が硬く、関節がスムーズに動いてない状態で運動をすると怪我をする可能性が高くなります。ですので、朝起きて、十分な準備運動をしないままにすぐにランニングをしたりすることは非常に危険なのです。

ラジオ体操は、朝こわばっている体をやわらかくして、仕事にとりかかれるようにするために考案された一種のストレッチ体操だそうです。

以前テレビ番組で、ラジオ体操をやってから50m走を走ると、体操をやる前よりもやった後の方がタイムが速くなったという検証をしておりました。これも硬くなった筋肉をほぐして関節をよく動かすようにしてから走った方が、よりパフォーマンスができるということを示しています。

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さて問題はそこからです

朝だけの問題ではないのです。

最近の私たちが体について言うと、動かしていないのは寝ている間だけとはかぎりません。乗り物、エレベーターやエスカレーターなど、今の私たちの生活がだいぶ便利になりました。デスクワークのときも、ソファに座って映画を見ているときも下手をすると全く動いていません。

果たして260個ある関節のうち、いくつの関節を毎日動かしているのでしょうか。

動かしていない関節があれば、それを動かすのに必要な筋肉も使っていないことになります。体を動かしていないことで、先にも述べた朝起きた直後と同じような状態になりやすくなり、そしてそれが慢性化つまり常にそのような状況におちいってしまうのです。

冷えやすい職場環境もなんとかしないと

さらに夏場はガンガンにエアコンがかかって冷え切っている部屋で仕事をしたりしています。冷えて血流が悪くなった筋肉は硬くなってきます。

肩こり、腰痛、手首や足首の痛みはそんなところからきます。

そして、それが続くと、痛みをかばうために姿勢が悪化したりほかの箇所に負担がかかることで、今度は全身のあちこちに痛みがでたりするようになってしまうのです。

腰が悪くした人は、じきに膝関節や股関節に炎症を起こして変形をきたしてきます。逆もまた真なりです。

 

この歳になったから、筋肉の伸び縮みがスムーズにいかなく関節がこわばってくるのは仕方がないのですが、それに加えて運動不足や冷えが状態悪化に拍車をかけていることを理解いただけましたでしょうか。

肩関節、肩甲骨の運動をやってみよう

仕事中に伸びをしたりすると気持ちいいのですが、それだけでなくどんどん体を動かすことが必要なのです。そして、むやみに体を冷やさないようにしましょう。

先日肩関節、肩甲骨をいろいろと動かしてみました。

  • 肩の上下運動
  • 両手を前から上にあげる運動
  • 両手を外から上にあげる運動
  • 両手を後ろで組んで、後方にあげる運動
  • 両手を水平にあげて体の前方であわせて、肩甲骨をひらく運動
  • 両手を水平にあげて胸を張るようにして、肩甲骨をとじる運動
  • 両肘を肩の高さまであげて90度に曲げ、外に開いて胸をはるようにした状態から上に挙上する運動

などなど

これらの運動をやっていると、普段あまりやっていない動作で肩に痛みを感じるときもありました。つまり、その動作を行う筋肉は硬くなっていたので、痛みが出るのです。

一連のこの運動を続けて行った後は、肩が楽になったように感じました。

 

最高のパフォーマンスを行うためには、常日ごろからストレッチなどの運動を行うことが大切なのです。各々の関節をゆっくりよく動かして、それに付着する筋肉をしっかり伸び縮みさせることが、怪我防止につながり、肩こりた腰痛などを予防することになります。そして、体が冷えないように常にケアすることも大切なのです。

 

ということを、最近関節と筋肉について勉強したので書いてみました。

動きの少ない箇所、冷えやすい部位にはやはり脂肪がつきやすいのでしょうか。今度は腰の関節についても勉強してみたいと思います。

以上、たーさんでした(終)