たーさんブログ

自分の人生を再構築したがっているおっさんのつぶやき

40歳になって物忘れが多くなったと心配のあなた!ちょっとした記憶のコツは!

 

こんにちは。

この歳(40代後半)になってくると、日々物忘れもしくは物覚えの悪さとの戦いになってきます。

新しいことがなかなか頭に入らないし、いざという時に必要なことを思い出せない、そんなことがたびたびあります。

 

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昔はしっかり一夜漬けできたのに

中学、高校時代は試験勉強を一夜漬けでできたとしても、今は当然無理。

資格試験のためにと毎日コツコツ勉強して繰り返し覚えようとしても、なかなかきちんとした知識として蓄えることは難しい、記憶することは難儀です。

 

昔は「おニャン子クラブ」のメンバーをほぼ覚えていて、会員番号順に暗唱することができたけど、今はAKBや乃木坂のメンバーを覚えることができません。毎回変わる「神7」でさえ顔と名前が一致しないのが現実です。

(というか、覚える気もないのですが。みんな同じような顔に見えてしまいます(笑))

 

覚えてもすぐに忘れてしまう

たとえ覚えたとしてもすぐに忘れてしまう、なんてことも日々ザラにあります。思いついたことを行動に移しても、数歩歩いただけで

「あれ、なにをしようとしたんだっけ?」

その後しばらくして思い出すこともあれば、結局永遠に思い出せずじまいのことも結構あります。

以前読んだ雑誌の特集で、それは「忘れっぽい」というよりは「思い出し下手」であると書いてありました

 

ただよくよく思い返すと、何をしようとしたか忘れてしまうという現象は、若いころからあったように思います。

親に買い物を頼まれて買うものを頭に叩き込んで、メモを持たずに出かけたら、やはり何か買い忘れていて怒られたなんてことは何度かありました。

認知症とか物忘れ現象とは全く無縁の若いころのことでしたので、周りから病気を指摘されることもなく「あわてんぼう」だの「横着者」だのと言う言葉で片付けられていました。

 

40歳を過ぎてこの歳になってくると、つい自分の口から

「なにをしようとしたか忘れてしまったよ」

と同情を誘うアピールをしてしまうようになりました。周りの家族もそれに気づいて、

認知症じゃないかしら」

と病気に結び付けられてしまうのです。

 

そんなことをいちいち気にしていたら大変です

最近はそのようなことがあっても、いちいち気にしないようにしています。

もし、アルツハイマー認知症とかであればその場合は病気の原因がしっかり存在しているので、物事を忘れるなんて日常茶飯事に頻度高く存在しているはずです。

つまり毎回忘れてしまう、いつも思い出せないというような症状が出現するはずです。

近所に買いものに行っても、キッチンに物をとりに行く場合でも、毎回に近い確率で

「あれっ?」

という風になるはずです。

みなさんも、そうはならないでしょう?

 

じゃあ、なんで忘れてしまうんでしょう。

別の部屋に行って取ってこようとしていた物、パーティーで少しだけ世間話をした方の名前やタレントさんの名前。

重要でないことは忘れてしまいやすい

結局はどれも自分にとっては重要でないからなんです。別にどうでもいいことで、今すぐに覚えていないと人生にかかわるほど大変なことになるというわけではないからなんです。

重要なものというのは、自分が興味をもっているもの、覚えていないと仕事に影響してくること、すごく印象に残ってまたお話をしたいなと思った相手、、、

そしてたいていそれらには何かしら付加された情報があるので、覚えられているのです。

「明日何時に〇〇駅の改札口に行って上司と待ち合わせして、一緒に打ち合わせ場所まで行く。緊張するなぁ。」

「昨日の△△記念パーティーでお会いした○○さんは見た目は派手だったけど、話の内容が自分のこれからやりたいことに結びついていて、おもしろかったな」

という感じのことは覚えることに成功しています。

一方で

「ホッチキスを取ってこよう」

とか、

「キャベツを買ってこよう」

とかは前述の文章と比べると、付加されている情報量が全く違います。

情報量以外にも、感情的なことも付け加えられています。

物事に付加情報をつけて、さらに5感に訴えるものがあるといい 

自分の場合は前述したように、何かを覚える際には必ず情報を付加させて、さらに5感を刺激する何かをつけるようにしています。

もちろん、面白いとか嬉しいとかいう感情が生まれなくても、実際に読み上げて口に出したり(聴覚)、メモを書いて手を動かしたり(触覚)することを行うようにしています。

そうすることで、少しでも記憶に残るように努めています。

 

一方で、ちょっとした頼まれ事だったり、やらなければいけない雑務だったりした場合には、記憶に定着させる必要がないので、メモをとるだけで情報を付加することはありません。自分があまり興味のないことは、to do listを作って対処していけば大丈夫なことが多いのです。

ただそれらの用件はきちんとメモってあっても、基本興味がないことなので、すぐに用事をすまさないと忘れてしまいます。1週間くらいしてから、そのメモをみても何のことを意味しているのか、どういうつもりで書いたのか覚えていないことも結構あります。すぐに用件を済ますことが大事なのです。

 

というわけで、今日は記憶の漠然とした話でしたけど、実は最近知り合いの頭のお医者さんに聞いたものを書いてみました。

こう書いていると、そのお医者さんの話の内容を結構覚えていることに自分ながら感心してしまいました。

いやあ、当分物忘れの病気にはかからないだろう。

なんて安心したたーさんでした(終)