たーさんブログ

自分の人生を再構築したがっているおっさんのつぶやき

自分の人生の中で「仕事」ってどれだけ大事なんだろう?

こんにちは。

 

「働き方革命」なんていう言葉が最近世間を騒がしていましたね。

それをきっかけに自分の働き方、自分にとっての職場の在り方を考え直すようになった人も多いのではないでしょうか。

 

20代になって就職をして、実際に職場で過ごしている時間は自分の人生のかなりの部分を占めています。今から定年まで働くことを考えると、最終的には80歳で死ぬとして睡眠を除いた約1/3の時間を仕事に費やす計算になります。

考え方次第では、人生そのものがよかったかどうかは、かなりの時間を占めるその仕事を楽しんでこなせたか、つらい時間として過ごしたかで決まってしまうのです。

 

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かつては

「会社に人生をささげる」

とか

「会社は第二の家族」

なんてことを言っていた時代がありました。自分の父親の時代です。

会社が盛り上がってくれるのであれば、自分自身があるいは自分の家庭がどうなっても構わない、そんな自己犠牲の精神の上に会社が成り立っていました。まわりががんばっていれば自分もがんばらなければいけないし、少しでも出遅れると上司からドヤされるという塩梅です。結局、ものすごい量の残業時間は当たり前だし、徹夜なんて日常茶飯事の世界でした。

「24時間、戦えますか?」

そんな栄養ドリンクのCMがありましたね。

 

昭和から平成はじめの時代、自分の父親の時代はそんな状況で、それだからこそ日本経済は支えられていたのでしょう。

ただ自分たちの年代のころになると、少し状況が変わってきました。

(自分のまわりだけかもしれませんが、、、)

なかなか家に帰れない、そしていつの間にか体を壊している父親たちの姿を見て、

「会社員にはなりたくない」

「会社の一歯車で終わりたくない」

中学高校時代に将来のことを話していて、そう言っている友達が多かった記憶があります。

自分の通っていた学校は中高一貫校で、そこそこ進学校で名の通っていたところだったので、その周りの連中はそれなりにみんな勉強していました。

 

でも結局、彼らの選択した道は

・いい大学入って、いい会社に入ることをめざす

・医学部などの専門的な分野に進むことをめざすか

の2つしかありませんでした。

将来安泰に生活するためには結局どちらかを選ぶしかないのだよと、自分たちも自分たちの親も信じていました。

今のように起業するとか、フリーランスで生きるという選択肢はほとんどありませんでした。

 

でも蓋を開けてみれば、

・がむしゃらに働いて体を壊す人

もいれば、

・結局会社に長く居すぎたために家庭がお座成りになって離婚した人

もいるし、

・一流だから大丈夫と言われていた会社が倒産して仕事を辞めざるを得なかった人

もいるのが現実なのです。

先日の同窓会で、その現実をまざまざと見せつけられました。

まだ40代なのに、人によっては恐ろしく老けあがっているやつもいました。あれだけみんな学生時代は、自分たちの将来に希望や夢をもって生き生きしていたのに、、、

 

 

 

最近の若い人たちは、自分たちとは全く違う考え方をもっているようです。

(その同窓会で聞いた話ですが)

入社しても、自分中心に過ごしている部分があり、もちろん仕事のノルマはきちんとこなすけど、そこから先は自分の興味がわかないとやらないようなんです。会社の伝統とか先輩の歩んできた道というものには目もくれず、多少残業することはあっても大半は定時になると帰ってしまいます。ほかの人の仕事を手伝ったりすることは基本しません。仕事内容も完璧をめざすことはしません。できていればいいのです。

その一方で好きなことだとトコトンこだわったりすることもあります。好きな人(上司)が相手であれば、手伝ったり残業したりすることは平気なようです。

ですので、若手をまとめなければいけない上司は、まずは嫌われないようにしなければいけません。たとえ、仕上げた書類が8割の出来でも「良し」としなければいけないときがあるし、6割の出来であればヤンワリ手直しをしてあげなければいけないのです。

でないと、「ウザい上司」ということで口もきいてくれなくなってしまいますし、下手をすると平気で異動願いを出したり会社を辞めたりしてしまいます。

どんなに上司や先輩が厳しくても、会社のためにがんばろうなんていう時代は終わっているのです。

 

(話は続きます)

だから、会社のためにがんばるんだというボスがいて、自分の生活が第一という若手に挟まれた自分たちが一番つらいんだということです。

そして、特に自分たちは自分たちの生活や家庭が大事とわかっていながら会社のために尽くしてしまっているから、つまり両方どっちつかず、中途半端なんだよって言うのが同窓会でのみんなの意見でした。

でも、「じゃあ、どうする?」となったときに、極端な話、安易に今の地位を捨てたり会社を辞めたりすることもできないのが現実。

結局、そのときは愚痴大会となってしまい、結論なく同窓会はお開きになってしまいました。

おそらくみんながどうしたかは20年後の同窓会でわかるのでしょうか。

 

みなさんは、どうでしょうか?

 

自分は、自身の働き方を最近いろいろと考えるようになってきました。

なにかを始めるのであれば50歳になるまで。

 

そして大事なことは、これからも健康で長生きをしなければいけないこと!

(結論が出るにはまだ遠いなあ)

 

以上たーさんでした(終)