こんにちは。
ぼちぼち口先男からの脱却をめざそうとしているたーさんです。
人生出直しの第一歩はまず見かけから
ということで、
いかに筋トレをすればいいか
いろいろと調べてみました。
筋トレがどうして大切なのか
という疑問に答える前に、まずは
筋肉はどれだけ自分の体にあるのか
最近の体重計はすごくて、体重だけでなく体脂肪率はもちろんのこと、骨格筋率(筋肉率)も計算してわかってしまいます。(さすが文明の利器!)
でも実際に”骨格筋がこれだけあります”なんて表示されても、なんのこっちゃということになって、今まではあまり気にしていませんでした。
当たり前ですが、筋肉量は、人によって量が違います。めっちゃ筋トレしていれば筋肉量は多いですし、自分みたいな運動大嫌い人間は筋肉が少ないのです。
また体重のうちのどれだけが筋肉なのかという体重計で算出される筋肉率も当然ながら違います。つまり、筋肉量が同じ人どうしでも、太っている人はやせている人よりも筋肉率が少ないということになります。
成人男性の場合、筋肉率の平均は20代で45%前後、40代で34%前後となっており、この割合は年を重ねるとともに減少の一途をたどっていきます。もちろんどんだけ年をとっても鍛えていれば、その年齢の平均を超えることは可能です。(それが理想ですな)
それに対して、自分の体重を支えるためにどれだけの筋肉が必要となるのかという決まった量の筋肉量があるようで、自分のように太っている人の場合は、必要な筋肉量の平均は24kg以上とされています。
もし、太っている人がそれだけの筋肉量がなかった場合は、それだけ動けない体になってしまいます。自分の体重を支えることができないからです。
(お相撲さんはものすごい筋肉量なんですね、納得!)
*知り合いの小学生が太りすぎてしまったために、筋肉の発達が追いつかない自分の体を支えきれずに、歩けなくなってしまい、小学生なのに杖を使って歩いていたのを見て驚いたのを覚えております
運動不足のまま過ごしていれば筋肉量はどんどん減少し、その上太っていけば脂肪が増えていくことから筋肉率も減っていくことになります。
ですので、
大切なことは運動を行うことで筋肉量を増やし、脂肪を燃焼させて筋肉率を上げていく
まさに真逆の状態にすることなのです。
では
筋肉が減るあるいは衰えると、どういう状態になるのか
筋肉が関節に及ぼす影響
筋肉は体を動かすのに必要な組織で、関節の曲げ伸ばしに重要な役割を果たしています。関節には可動域というのがあり、可動域が大きければそれだけ体の動きもダイナミックになります。可動域が大きいということはそれだけ筋肉も十分に伸び縮みできる、つまり筋肉に柔軟性があるということを意味しています。
逆に筋肉が衰えて柔軟性がなくなると、それだけ関節の可動域は小さくなり、体が硬くなってしまいます。また筋肉が衰えることで関節を支える(守る)ことが困難になってくるので、関節への負担が増えて関節の障害(不安定性や変形)が起きやすくなります。
つまり、けがをしやすい体になってしまうのです。
筋肉の柔軟性がなくなる
筋肉はゴムやバネに例えられます。
力こぶを出す上腕二頭筋のようにゴムのように縮もうとする力で効力を発揮す筋肉
上腕三頭筋のようにバネのように伸びようとする際に力を出す筋肉
の2種類があります。
特に姿勢に影響する体を支える筋肉で、首や腰の部分ではその骨の構造上縮んで力を出筋肉が主体です。
姿勢の悪い状態、猫背や腰を前にかがめたりしていると、それらの筋肉は伸ばされっぱなしになり、縮むことができないので十分に力を発揮できません。次第に筋肉が衰えて首を後ろに戻すことができなくなって首下がり状態や、腰をまっすぐにできなくなって腰が曲がったりするような前傾姿勢になってしまうようです。
またデスクワークなどで長時間同じ姿勢でいると、やがて筋肉は血液のめぐりが悪くなり硬く固まってしまい、痛みを出します。それが首の痛みや肩こり、腰痛だったりします。
筋肉量が減ると太りやすくなる