こんにちは。
ちょっと時間があったときに何をするか、スキマ時間の使い方をいろいろと本を読んで勉強しておりました。一番やってはいけないこととして、ネットやテレビに時間をとられてしまうことなのでしょうが、週末になってしまいましたので急いで上書きされる前に録画してあったキムタクさんのドラマを見てしまいました。
まあ、ダラダラ見ていたわけではなく、きちんと座って集中して見ましたし、こうしてブログに感想をアップしましたので、スキマ時間を有効に使ったと言えるのではないでしょうか。
(なんという言い訳!!)
さて、みなさんもご覧になりましたでしょうか。
日曜劇場「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)
今回の第2話でも、キムタクさんの存在感が光っていましたね。
まあ、キムタクさん自身が際立っているのか、周りの俳優陣の演技がものすごくよくてキャラクターとしてのダメっぷりが見事なので、相対的にいい人役のキムタクさんが前面に出てくるようになっているのか、ご想像はおまかせします。
キムタクさんはやはりすごい!
自分と年が近くて、全く中年おじさんらしくないキムタクさんはやはりすごいと思います。普通だったら、40代半ばになってくると、顔のしわも目立つし、お肌のつやもなくなるし、白髪もまじって汚くなってくるし、お腹もぽっこり出てくるのが普通ですよね?
白衣のボタンが前ではじけそうになって、なんとか腹式呼吸でお腹をへこませてボタンを留めるなんてことがあってもいいかと思いますが、さすがにそんなことではスーパードクターはつとまりません。
体をしっかり作っております。そしてお顔がきれいです。
演技については賛否あると思いますが、あのキムタク節はやはり秀逸です。
わざとのような気がしてきました。
ちょっと前までは、毎回役が違っても同じような演技で大根というイメージを持っていましたが、最近はあの演技でないとキムタクさんではないような気がしてきました。
「ちょい、待てよ」ではないですが、あの演技を毎回期待してしまいます。そして、それでいいように思います。
おそらく計算された演技なのでしょう。
中村屋のあんまんを買って、一口ガブッていったときに口の中に予想通りにゴマ風味のあんの味が広がるあの安心感。それと同じような感じと言えばわかりますでしょうか。
(わからん!)
あんまんを買って、ガブッといってカレー味だったらがっかりするでしょう?
(そりゃ、がっかりだね)
それと同じです。
第2話のあらすじ(録画撮りしてまだ見ていない人はここを読み飛ばしてください)
檀上壮大(浅野忠信さん)に頼まれ、妻の深冬(竹内結子さん)の手術をするため壇上記念病院に残ることにした沖田(キムタクさん)だが、深冬の病状の深刻さに、考え込んでしまいます。
(そもそも心臓血管外科医が脳の手術をするっていうところに無理がある!なんて、ツッコむときりがないが)
そんなある日、井川(松山ケンイチさん)が、森本(平泉成さん)という頑固な和菓子職人の患者を担当することに。院長(柄本明さん)が頼んだ患者だと知った井川は、張り切って大動脈瘤の手術のイメージトレーニングを繰り返します。森本への手術の説明時に後遺症の可能性について詰め寄られた井川は「大丈夫」と断言。そして手術を行いますが、その結果手術後数日して職人として大切な右手のしびれが出てしまいます。井川に訴える森本だが、井川は「心因性」という言葉であっさり片付けてしまいます。ショックを受けた森本は安定剤の大量内服で自殺を図ります。命は助かりますが、息子は病院を相手に訴えるとどなりこみます。それに対して壮大は女性弁護士(菜々緒さん)とともになんとか示談に持ち込もうと、と同時に井川をとばして、ついでに院長責任をとらせようと画策します。
(ここのところの浅野忠信さんの悪者っぷりがすごい!)
そこで沖田が右手のしびれの原因を突き止め、手術をして無事に回復し、事なきを得たという話でした。
周りをかためる俳優陣がすごい!
今回の話は若手外科医の井川こと松山ケンイチさんを中心に展開していきますが、とにかく手柄をあげたくて仕方がない感じが、そして手術がうまくいったところでガッツポーズをしてしまう幼稚な感じが思い切り表現されていました。自分の職場にあんな奴がいたら、すごく不快でしょうね。
(KYを通り越した大勘違い野郎なんですが、ただ思い当たる節があるのが悲しい、、、)
さらに、自分は女性弁護士と不倫っぽいことをしているのに、妻が沖田と仲良くしているのを我慢できない壮大こと浅野忠信さんもなかなかでした。口元しか笑っていない作り笑い、気に入らないことに対して怒鳴り散らすときの焦点の定まらない目、そしてキモいあの髪型。
(もともと浅野さんってあんな髪型でしたっけ?)
そして院長役の柄本明さんもすごい。手術してすっかり元気になって、完全にやられたらやりかえす感全開でした。特に最後の快気祝いのシーン!あのときの目つき!
昔、志村けんさんと芸者さんのコントをやっていたときもすごい役者さんだと思いましたが、今回もなかなかです。
(あと及川光博さんのヘタレっぷり、木村文乃さんの可愛さ、竹内結子さんの安心感、菜々緒さんのあまりしゃべらない悪女っぷり、、、きりがありません)
とにかく、これら豪華布陣でかためているので、キムタクさんはいつもの演技で十分ですし、その効果で相対的に好感度が上がるようになっているのです。
今のところ、いい意味で自分の予想を裏切っています
初回を見終わったところで、今後のドラマの展開の期待するポイントをあげていましたが、その予想を越えつつあるようです。
キムタクさんの外科医としての腕は当然ながら、予想範囲内。これまで6000件以上の手術をこなしてきているのであれば、それ相当の腕になっていないと逆におかしいくらいです。
問題としていた権力争いと恋愛関係についてですが、これが予想を越えつつあります。ひょっとしたら、みなさんは「その程度のことは予想していたよ」っていう感じなのかもしれませんが、未熟者の自分はそこまでは考えていませんでした。
当初、壮大と第一外科部長の羽村(及川光博さん)との間で、病気でリタイアする院長の後釜を争い、その中で沖田が絡んでくるのかと思っていたのです。
(それはないだろ、という意見もあるでしょうが)
そして、壮大が院長を蹴落とそうしているところを、院長が沖田を使って(沖田を院長にしようとしている?)壮大に対抗する構図になりつつあります。まさにオオツカ家具状態に向かっています。
(ドロドロ)
恋愛については、沖田、壮大、深冬の三角関係から、木村文乃さんも割って入ってきて四角関係になりつつあります。
(そもそも手術室の看護師があんなに医局に入り浸っていいのかい!?)
(まあ、個人病院ならいいのかもしれないけど)
いやいや、展開が分からない。
てなわけで、まだまだツッコミどころ満載のこのドラマ。たしかに大門未知子のときもフィクション甚だしかったですが、今回も同様。でもこれを世間では医者や看護師の世界ってこんな感じなんだと思ってしまうんでしょうか。
まあ、キムタクさんみたいになろう、正しい人間をめざそう、そして明日からまた仕事がんばろうという気持ちになるにはいいドラマだと思います。
と、強引にまとめて明日のドラマに備えようと思ったたーさんでした(終)