こんにちは。
時間があるとテレビをみるようになってしまったたーさんです。
そして今日は日曜日です。朝からテレビのチャンネル権は子どもにどっぷりとられているたーさんです。
うちのはもうすぐ4歳過ぎた野郎なのですが、なぜにプリキュアなのか。
と、疑問に思いながらも、自分も昔「キャンディキャンディ」、「花の子ルンルン」なんぞ見ていたので、そんな感じなのかなと納得しております。
いつもは自分ひとり早めに朝飯をすまして、子どもがテレビにかじりついている時間はたまった皿洗いをしたり、洗濯をしたり、布団を干したりしているので、あまり一緒に観ることはないのですが、今日久々に仮面ライダーを観ました。
「仮面ライダー・エグゼイド」
なかなかおもろい!
仮面ライダーと言えば
最後に観たのは、「仮面ライダー・響鬼」で、おそらく10年以上前だったと思います。家電オタクでおなじみの細川茂樹さんが主演で、歴代最年長だったので「おっさんライダー」って呼ばれていましたね。ストーリーは特になんてことはなかったのですが、自分が子どもの頃の仮面ライダーよりは明らかにカラフルでかっこよかったのと、脇役で出ていた神戸みゆきさんが好きだったので、なんとなく毎週観ていました。
*神戸みゆきさんは、2008年に24歳の若さで病気で亡くなりました。これはほんとにショックでした。ご冥福をお祈りいたします。
そして、その前はだいぶ遡って「仮面ライダー・スーパー1(ワン)」です。いまだに主題歌を歌うことができます。
(最近の主題歌は難しくで、歌いにくいです)
ただ最近の仮面ライダーと違って銀と黒の2色がメイン!今に比べると、やはり色合いは地味で、初期の仮面ライダーっぽい風貌でした。
昔と比べると今はストーリーが複雑
このスーパー1の頃の仮面ライダーのときは大体1話完結だったように思います。いわゆる勧善懲悪で、水戸黄門魂を子どもに植え付けるような番組でした。毎回悪の組織が最初人間の世界に怪物を送り込んでひと暴れするのですが、仮面ライダーがそれをやっつけるというストーリーです。
ウルトラマンも戦隊ものも、とにかく悪者は最後には負けるという精神がこの当時は常識でした。だから、ウルトラマンがゼットンに負けたときは、子どもながらに結構な衝撃を受けました。
ところが最近の仮面ライダーはなんでしょうね。敵は人間の中に紛れ込んでいたり、あるいは敵もライダーであったりします。実際、敵の方がかっこよかったりするんですよね。
今回のエグゼイドも、主人公が実がゲーム病ウイルスに感染しているということが本日判明いたしました。
(ええ、主人公が病気!?)
エグゼイド=EX-AIDと書きます。AIDとあるように舞台は病院?で、みなさん白衣を着ております。ただし、治療する(戦う)のはゲーム病ウイルスに感染した人から分離するバグスターというモンスターであり、仮面ライダーはゲーマドライバー(変身ベルト)にライダーガシャットを差し込むことで変身したり武器を選択したりします。
昔はベルト一つで変身して、結構ライダーに変身するのに時間がかかったりするので、その間に敵が襲ってしまえばいいのになんて思っていましたが、今はそのスキもありません。
とにかく、今日から観始めてネットでなんとか情報を仕入れているので、頭がこんがらがってしまっています。
なるほどのビジネスモデル
ライダーは一体じゃなく、味方にも敵にもいろんなライダーがいるし、ガシャットも一人1個ではなく数個も持ってるので、子どもは当然いろいろとそろえたがるでしょう。最近では大人用の変身ベルトが1つ30000円前後で発売されているらしく、お父さんも巻き添えにされております。またライダーの数だけイケメンもいるので、お母さんも夢中になると家族全員で観たりアイテムを買ったりなんてことがあってもおかしくありません。たかが子ども番組でも、気づいたら立派なビジネスとして成り立っているのです。
さらに増す奥深さ!
さらに今回はモチーフがゲーム、医療ものとなっておりますが、たしか「仮面ライダー・響鬼」のときは、モチーフは鬼で、敵には古来の日本の妖怪の名前がついておりました。さらに味方の中でも「角」とか「飛車」、「金」と呼ばれるそれぞれ将棋の駒の名のついた階級(役目)があり、さらに武器は太鼓やギターといった楽器がもとになっており、いろんな方面から興味をひかれたような気がします。
こう考えると、ほかの仮面ライダーシリーズも同様にいろんなモチーフが組み合わさって成り立っているのでしょう。
(非常に奥が深い!)
来週仮面ライダーを観るかどうかはわかりませんが、
「申し訳ないが、同じ医療ものでもキムタクのドラマより面白いかも」
と一瞬でも思ってしまいました。
おっさんとしては次回は居酒屋を舞台にして
武器として「ぼんじり」「はつ」「かわ」など焼き鳥を、
そしてお酒をベルトに突っ込んで変身する
をぜひやってほしいと思ったたーさんでした(終)