こんにちは。
今日からゴールデンウィーク本番!
どこも人、人、人!
高速で40km大渋滞なんてニュースでやっていると、「絶対、家から出るもんか」なんて思ってしまいます。
でも、明日は出かけてしまいます!
5月4日は横浜スタジアムで秦基博さんのライブなんです。10周年記念ライブが聖地横浜スタジアムで行われるということで、人のたくさん集まるところにがんばって出動します。
もともと男性ボーカルは「ロッド・スチュワート」とか好きで、邦楽だと少し古くなりますが「LOOK」の鈴木トオルさん(知っていますか?)とかよく聴いていました。
ときどき男性ボーカルの曲を聴きたくなったとき、ちょうど10年前に秦基博さんの「僕らをつなぐもの」という曲で知ったのです。
「鋼と硝子でできた声」なんて言われているのですが、曲がかかった瞬間にラジオをザッピングする手が止まって、その歌声と曲に聴き入ってしまったのを覚えています。それからしばらく仕事の帰り道に、決まってこの曲をipodで聴きながら帰っていました。
しばらくして、職場をいくつか変わり、通勤の仕方も電車になったり車になったりして、その都度聴く曲も変わっていき、秦さんの曲を聴くことも少なくなっていました。
それが1年前くらいに、今とは違う前の職場にいたときに秦基博さんが好きという人がいて、そこで「鱗(うろこ)」「グッバイ・アイザック」をすすめられたことから再び秦基博さんの曲を聞き出すきっかけになりました。
「鋼と硝子でできた」という意味が素人にはわかりませんが、ややハスキーがかかった柔らかい声と音域の広さ、表声と裏声の展開がなんとも心地のいい包容感を聴いていると感じます。
(表現が難しい、、、)
徳永英明さんの歌い方がシャープペンで字を書いているような感じであるのに対して、秦基博さんの場合は水彩絵の具で描いているような感じなんですよ。
(ますますややこしいか?、、、)
とにかく聴いてみてください。
さて、明日のライブでやるかどうかはわかりませんが、自分の好きな曲BEST5を挙げてみたいと思います。
あくまでも、私の勝手なBEST5なので読み流してくださいね。
メトロ・フィルム(アルバム「Documentary」収録)
アルバムラストの曲。たまたま仕事でないときに郊外に向かう電車の中で、一人で車窓を眺めながらこの曲がかかったときは、こみ上げてくるものがありました。今までの人生の分岐点が走馬燈のように思い出されてきて、いろいろと考えていたらまさに、、、。
イヤホンの中の音楽は
とうに途切れてしまったのに
それに気づかないくらい
僕の中の僕と話した
アルバムのラストにあるべきこの曲が、壮大な余韻とともに秦基博さんの音楽と自分の時間をリンクした瞬間でした。
鱗(うろこ)(アルバム「コントラスト」収録)
やわらかくも力強い秦基博さんの声がさわやかな曲調に気持ちよくのっている曲です。曲のメロディアスな雰囲気から「好きな人に会いに行こう」とストレートに純粋な愛を訴えているように聴こえるのですが、そうなんでしょうか?
「鱗」という言葉にあまり清いイメージがない自分は、全く別の解釈をしてしまいます。言葉を大事にする秦基博さんだからこその曲で、単純な解釈では済まないような気がします。私がヘソ曲がりでひねくれているせいなのでしょうか?
とにもかくにも好きな曲です。
僕らをつなぐもの(アルバム「コントラスト」収録)
この曲を繰り返し繰り返し聴くと、胸がものすごく痛くなってきます。
(決して心臓の病気ではありません)
この歌はこの歳になって聴いても、涙があふれてきます。これほどリアルなシチュエーションと心の描写を制限された字数の中で、クリアに表現されると泣くしかないのです。
僕らをつないでいるもの
二人同じ明日を描いているのかな
「ねぇ この先もずっとあの花を見れるよね?」君が言う
今はうなずくことしかできなくて
盛り上がりの2番のこの歌詞の直前で「あれ?」ってなり、この歌詞で心を鷲掴みにされて激しく揺さぶられて、せつなさのあまり泣いてしまうのです。
水無月(アルバム「Signed POP」収録)
6月の別名であるタイトルですが、夏の歌が比較的多い中で特に好きな歌です。出だしがJ-walkの「何も言えなくて、、、夏」になんとなく似ているこの曲(勝手な印象ですが)、恋愛応援歌です。好きな人を助手席に乗せて海沿いの道を車で走るときに聴きたいなと思う曲です。学生時代だったら、自転車の二人乗りをしながら夏の坂道を下っていく、そんなイメージでしょうか。
こんな恋愛は、この歳になっても許されるのでしょうか?
水彩の月(アルバム「青の光景」収録)
ピアノで始まる寂しげなメロディに、いきなり悲しい言葉が重ねられていきます。
柴田淳さんの「君へ」(アルバム「親愛なる君へ」収録)も同じようにせつない曲ですが、この歌では違って「悲しい瞬間」から少し時間が経過しています。なのに、時間は解決になっておらず、いまだに「僕の」心は欠けた一部分を取り戻そうとしてさまよっているのです。
映画「あん」の主題歌です。別の映画を見に行って、本編が始まる前の予告でこの曲が流れた瞬間に不覚にも泣いてしまいました。
さて、このままでは明日のライブは泣きっぱなしになりそうです。
自分の勝手な秦基博BEST5を挙げさせていただきました。もちろん、それ以外にも挙げたい曲はいっぱいあります。
とにかくみなさんも一度秦基博さんの声、曲そして歌詞をじっくり味わってみてください。
以上たーさんでした(終)