こんにちは。
最近はもっぱら電車通勤です。
結構朝早く電車に乗るので、幸いにもラッシュアワーなるものは避けることができています。またその時間だと快適にも座ることもできるので、寝る時間としてもいいし、読書の時間としてもいいし、あるいは何か資料作成の時間としてもいいのです。
通勤時間は時間の無駄という考え方で言うと、本当は職場の近くに住んでできるだけこのような非生産的な時間は省くようにした方がいいのでしょうが、なかなか諸事情により簡単に引っ越すこともできないので、この時間を強引に生産的な時間に転換しております。
(正確に言うと、最初はいろいろとこの時間を有効に使おうと思っていました、、、)
電車で通勤するときの必需品として、当然カバンが挙げられます。たいていサラリーマンらしき人はカバンをもっております。
その持っているカバンから大きく分けて2通りのタイプに分けられます。
カバンがパンパンに膨らんで、人に当たるとあらい迷惑になりそうな人
と
カバンが薄っぺらくて軽々持っている人
その違いは何なんでしょうか?
自分の場合を考えるとわかるような気がします。もちろん全員当てはまるというわけではないのですが。
自分の場合は、当然前者です。
つまり、毎日が「机の上まるごと」の引っ越し状態です。ただ通常の引っ越しとの大きな違いは、職場でも家でも机の上に中味を広げることなくカバンの中に入れっぱなしということです。
もうおわかりでしょう。
ならば、わざわざカバンの中に入れる必要もなく、机の上に置きっぱなしでもいいではないのでしょうか。
(おそらく全国のかなりの人たちがツッコミをいれていると思います)
かつて「車の中が汚い人は部屋も汚い」という記事を書いたときに、おそらくそういう人たちは例外に漏れずにカバンの中も汚いということを書いたような気がします。
要するに、何事も整理できない人は部屋や車の中だけでなく、カバンの中も整理できていないのです。
どうしてなんでしょう?
自分のことを全く整理できていないからです。
- 自分の頭の中をきちんと整理整頓できていない。
- 自分のスケジュールを把握できていない。
- 自分の作業力を把握できていない。
- 自分の体力の限界を分かっていない。
- 自分の心に余裕を持っていない。
自分の頭の中をきちんと整理整頓できていない
一つ一つのプロジェクト、企画が頭の中に青写真として整理されてインプットされていないので、必要な資料と必要でない資料が分かっていないのです。あれもひょっとしたら必要かもしれないなんて思いながら、捨てることができないので、いつも書きかけの企画書を持ち歩いているのです。すでにその先まで作成が進んだ企画書があるのにもかかわらず!
すでに半年前に締め切りがきた通知をまだ大事そうにもっているのです。よく見たら、業者さんからもらった全く興味を持たなかったサンプル品のチラシを持っていたりします。
捨てられないんです!
怖いことに、これらを机の上に置きっぱなしにすると、机の上にタワーがいくつかできてしまいます。まだカバンにもてる範囲としているのが、逆にいいのかもしれません。
一つ一つを写真に撮って、現物は早々に捨ててしまうに限ります。もちろん、容量がいっぱいになる心配もありますが、大容量のハードディスクに移してしまえばいいのです。
とにかくいらない紙媒体はどんどん捨てましょう。
自分のスケジュールを把握できていない
カバンの中に本が数冊入っていることがあります。通勤時間や職場でのスキマ時間に読もうと思ったものです。
正直読めたことがありません。
通勤時間では少し本を開くことがあってもせいぜい1冊です。スキマ時間に読めたことは一度もありません。そんな時間はまずないし、少しでも時間があれば他の仕事をしたり、休憩をとったりします。つまり、自分のスケジューリングができていないのです。しっかり自分の今日の時間の割り振りができていれば、どこでどれだけの時間がとれるのか、あるいは忙しくてそんな時間が作れるわけないということが分かります。
それが分かっていないのです。おそらく、今日やるべきこととしてto do listに朝書き出しても、そういう人はそのうちの項目の少ししかできていないのではないでしょうか?
自分の作業力を把握できていない
パソコンを持ち歩いたりその他のデバイスを持ち歩いたりして、どこかで仕事をしようと思っても、結局有効に時間を使って何かをすることはできずに一日を終えてしまいます。職場にも共有のパソコンがあるので、それを使っても十分に仕事はできるでしょう。でも、頭のどこかにもし少し時間ができて、どこかのカフェかなんかにいくことができたら、そこでブログでも書こうとしたなら、やはり自前のパソコンが必要になるだろうし、外付けのハードディスクもモバイルWifiも必要になるだろうし、、、
でも結果、そんなことをする前にやるべき仕事を終わらせることができていないので、無理無理!
そんな状態なのに、また上司に言われて新しい仕事を受けてしまったりするのです。
自分の体力の限界を分かっていない
ではせめて帰り道の電車の中で少し時間があるので、そこでなんとかブログを書いたりしてみたらどうでしょう。あるいは本を読んだりしてみたらどうでしょう。
たいてい気づいたら寝ています。朝早いし、職場ではなんとか眠気と戦いながら仕事をがんばっているしで、結局帰るときには電車に揺られながら、瞼の重みに任せている状態です。
自分の心に余裕を持っていない
というわけで、大部分カバンの中に入っているものは必要のないものなんですよ。
一旦机の上に出して、すっきり軽いカバンで通勤してみてはどうでしょうか?
いやいや、もしかしたら、万一、ということがあるので、やはりカバンの中にはいろいろと入れておきたい。自分の仕事を時間内に仕上げることができないときは家でやるしかないでしょう。残業するのでもいいけど体力は残っていないし、少し帰りの電車で寝てから家でやれば、、、
結局家でもやれずに、また職場で続きをやることになるんです。締め切りに間に合わないなんて焦りながら。
肉体的にもそうですが、精神的にもアップアップの状態。
じゃあ、どうすれば、、、
重いカバンを肩からかけるのも、当然体の左右のバランスを考えてもよくありません。姿勢が自然と悪くなり、それに伴い体の節々に余計な負担がかかってしまいます。
一度カバンの中味を全部だして、資料をきちんと吟味してすべて写真に撮り、全部捨ててしまいましょう。意外に結構な数の資料は、原本がメールで送られていたり、USBに記憶されていたりするものです。誰のかわからない電話番号や注文し済みの品のメモなんかはすぐに捨ててしまいましょう。本はすべて本棚にしまいましょう。
提出すべき書類は、簡単なものはすぐに署名なんぞして提出してしまいましょう。締め切りが先でも結局提出するのなら早いに越したことはないでしょう。何もぎりぎりになってから出すことはないのです。
パソコンは本当に必要なのでしょうか。何に使うんでしょうか。書類作成や検索、ブログを書いたりなんかだと思いますが、それならスマホで十分じゃないですか。
ワードもエクセルもスマホアプリがあります。共有のパソコンで資料を開くのであれば、専用のUSBさえ持っていけばいいのです。
どうでしょうか。だいぶカバンの中が軽くなっていくような気がしませんか。
次回は「カバンが大きい人はデスクトップ画面が大変なことに」もしくは「カバンが大きい人は体も大きい」について記事を書いてみたいと思います。
以上たーさんでした(終)