こんにちは。
食べすぎや飲みすぎが太る原因となるのは、たいていの人は知っています。
手軽にネットで情報が得られる最近では、炭水化物の取りすぎがカロリー摂取過多と同じくらい体重の増減に影響していることも当たり前のようになっております。
運動についても、1日8000~10000歩歩くこと、もしくは30分程度の適度な運動がダイエット効果をもたらすこともみなさんは知っているでしょう。
これだけのダイエット情報が世の中に飛び交っているのに、相変わらずダイエットがうまくいかない人や肥満で病気にかかってしまう人がいます。
(自分もその一人ですが)
「努力や我慢は長続きしない」
「嫌なことよりも楽しいことをしたい」
当たり前のことですが、人は誰でもつらいことは避けて、可能なかぎり楽な方に向かっていきます。
ご飯をがまんする、体を動かすということはやはりつらいことですし、疲れることです。
ましてや、毎回のドカ食いで胃袋が大きくなった人にとって食事を控えることは修行に違いありませんし、体重が重くなってそれを支える筋肉が弱くなった人にとって歩くことはやはりしんどいにつきますよね。
そんな状況なのに、家の周りに簡単にいけるコンビニがあったり、ファーストフード店があったりしたら、少しの労力で食事にありつけられるので、あっという間に食事と間食、清涼飲料水でカロリーオーバー、糖質過剰摂取になってしまいます。
職場の帰り道に飲み屋街があれば、気軽にお店に寄って1杯ひっかけることができますし、周りにのん兵衛の仕事仲間がいれば飲みすぎと食べすぎで、そのうち体調を壊すことは間違いありません。
職場が遠ければ、電車通勤か車通勤か二者択一になるのでしょうけど、車の方が早いと分かればそっちを選択するのは当たり前。その時点で時間短縮と同時に、歩かないという選択もしてしまっているのです。車が移動に必要な環境にある人は、そうでない人に比べて運動不足になりがちになるのはごくごく当たり前のことです。
職場に目を向ければ、1日中PCの前でデスクワークに勤めている人は営業で外を歩き回っている人に比べて、やはり運動不足による肥満、腰痛、肩こりなどを起こしやすくなりますし、
家庭に目を向ければマンションの高層階に住んでいる人や自宅近くに安全な道路や公園のない暮らしでは、外に出て運動する習慣というのはなかなか身に付きません。
このように健康的な生活を送るためには、本人の努力や我慢だけでなく周囲の環境をいかにととのえていくかということも大事になってきます。
つまりいかに楽に食事制限ができるか、もしくは適度の食事量で満足できるかであり、いかに気軽に運動ができるかという環境作りが大切なのです。
努力せずとも我慢せずともダイエットできる、これが理想でありますし、今後の生活の充実につながるのだと思います。
これから自分の生活においても工夫が必要であると感じているたーさんでした(終)