こんにちは。
先日ついに40代後半に突入しました。普通の会社勤めならば、もう重要な役職について偉い人になっている歳です。
(現実は違いますが、、、)
この歳になって確実に言えるのは、人生100年計画なんて言われているけど、健康で活動できる残された時間は必ずしも多くはないということ!
だから無駄に時間を過ごしているとしたら、気づいたら体が動かない年齢になっているかもしれないということなんです。
実際に今、昔ならこれくらいのこと無理が効いていたのに、今はつらいなというようなことが多々あります。
というわけで、
この歳になると、日々の仕事でもいかに有効に時間を使うかということが大事になってきます。それは言い換えれば、仕事のしかた、働き方が重要ということになってきます。
反射神経で動く
自分も大学を卒業して間もなくは、勢いで仕事をしていた時期がありました。いや、つい最近までそうだったように思います。
就職して1年目のときに、チーフに言われたことは
「とにかく反射神経で働け」
「考えるために立ち止まるよりは、勢いで突っこんでいけ」
「まずは体で慣れろ」
どんなに疲れていて頭が働かなくても、反射神経だけは正直に反応してくれました。その当時は自分もまわりの同僚も、上司にそんなことを言われても素直に受け止めて日々実践していたように思います。
(今の時代、そんなことを言おうもんなら、若手にいろいろと反発されますが)
若いうちは勢いで仕事をして、たとえ失敗したとしてもそこから学ぶことができました。まあ、もちろんそんな重要な仕事を任されていたわけではないので、失敗したとしても傷は小さいし、そこをチーフはしっかりフォローしてくれましたけど。
今は勢いだけでは勝負できない
ただ今の自分の年齢で、勢いで突撃するような仕事をして、重要な案件で万一失敗をしたら、それこそ信用問題に関わってきます。それは自分の信用ももちろんですが、所属す部署、会社への影響も大です。それを取り返すための無駄な仕事も増えていきますし、ストレスも膨大なものになります。
体力があるうちは勢いで勝負してもいいところがありました。先にやったもん勝ちみたいなところがありましたので、同僚と競ってやっていたように思います。
ただ40歳を過ぎて、この働き方をしているとものすごく疲れますし、反射神経も鈍くなってきているので、土壇場の修正が効かなくなってきました。
まずはやってみたら
自分の部下たちには、何かいいアイデアがあれば「まずはやってみたら」と言います。もちろん、やり始める直前に彼らのアイデアの内容を一度評価します。中にはアイデアがあるんだけど、なかなか手をつけない人もいます。「データがそろわないので」、「忙しくてまだ資料をそろえていません」、「ほかの仕事が終わっていないので」といろんな言い訳を言ってきます。非常にもったいないですね。
「即断即決」という言葉がありますが、思いついたらまずは最初の1歩を踏み出してごらんと後押ししてみます。その後は勢いで進んで、もし間違いに気づいたら元に戻ればいいのです。それがいい経験になります。
正直30代真ん中あたりまではそのやり方でいいと思います。
40代からの働き方
ただ体力が落ちてきて反射神経が鈍くなってくる40歳前後からは、この働き方ではまずいように思います。何か一つうまくいかないと、とことん泥沼にはまる可能性があり、そのストレスで体を壊すか、メンタルをやられてしまうこともあります。そして、この歳になると、その間違いを指摘してくれる人もフォローしてくれる人もいません。
自分の上に上司がいても、フォローしてくれるどころか首を切るのを待っているだけです。
大事なことは、まずゴールを決めて、そこまでの過程をきちんと計画することなのです。いきなり走り始めないことです。
そして目標が定まったら、そこまで猛スピードでダッシュすることが大事です。
つまり、若手の場合は走ることはしても、その計画が正しい方向に向いているかはチーフが判断していました。でも、自分の歳では自己完結しなければいけないのです。
・ゴールはどこにあるのか
・一気にそこまで突っ走るか、途中で中継点を設けるか
・手段として最適なものは何か
これらのことを今までの経験と知識をフルに導入して決めていき、定まったところで猛スピードで走りだします。
途中で振り返って、正しい道のりを進んでいるか確認することも大切です。そのために日誌をつけたりもします。こうして無駄な仕事をしていないように注意をしていくのです。これが一番最短なコースを歩むためのコツだと思いますし、自分の時間を作るための秘訣だと思います。
これからは
一つ一つの仕事をゆっくり考えて計画し、目標が定まったところで猛スピードで走りだすということが大切であり、これからの働き方として大事だと思っています。そして、上司としては若手に知識と経験をつけさせるとともに、このような働き方も大事だと教えてあげることが必要なのでしょう。
休みの日に働き方についてちょっと書いてみました。
以上たーさんでした(終)