たーさんブログ

自分の人生を再構築したがっているおっさんのつぶやき

糖質制限するなら金森式ダイエット~甘いものよりも牛脂を食べよう~

こんにちは。

ひさびさの更新になります、たーさんです。

唐突ですが、「金森式ダイエット」って、ご存じでしょうか?

作家であり、不動産関連の仕事もされている金森重樹氏が、日刊SPAで公開したダイエット方法で、2か月で体重が30kg減量できたそうです。今年の9月からTwitterでもオンラインサロンを開講し、全国の体重減らない病に悩まされている方々を巻き込んで、ジワジワと広がりを見せ始めております。

 金森先生は毎日焼肉やフレンチのフルコースを食べて、そしてハイボールを1.5Lがぶ飲みして、現在もリバウンドなく体重60kg前後を維持されているそうです。つまり、もともと90kg近くあったので、正直今の自分と同じくらいだったのです。

このダイエットには、体重減少だけでなく美肌効果もあるとのことなので、私のような太ったおっさんだけでなく、スタイルとお肌の両方をケアしなければいけない女性の方々にも魅力的なダイエットなんだそうです。

要点は3つ!

  1. 特にきつい運動をする必要はありません
  2. 糖質に気をつけさえすれば、脂っぽいお肉を食べてもOK
  3. 一つ一つの食事内容を科学的に分析して、明日以降のダイエットに活かしていく

この3項目は上のTwitter上に記載させれていますが、私なりにアレンジして挙げてみました。

特に最後は少し面倒ではありますが、その結果をSNSに公開することで、他の人のダイエットのヘルプにもなるので、人助けをしたということで心も豊かになるというメリットもあります。

 

実は過去に糖質制限ダイエットをしたことがあるんです!

金森式ダイエット(本人はそう呼んでいないようですが、便宜上そう呼ばせていただきます)は、いわゆる糖質制限ダイエットです。 

ラ〇ザッ〇

実は私も某有名スポーツジムに通っていたときに、1食あたり糖質量を15g以下にするように指示されていたことがあります。毎食の写真をトレーナーにスマホで送って、内容を細かくチェックされていました。

  • レバニラはいいけど、ソースの中には糖分が入っています
  • 春雨はカロリーは少ないですけど、糖質はたっぷりでNGです
  • ゆで卵とチーズ、豆腐はいいです。あとプロテインを摂りましょう

こんな感じでコメントが返ってきていました。

気づいたら1日3食ゆで卵、チーズ、豆腐のセットメニューの繰り返しになっていました。

たしかに減量開始してからのスタートダッシュは素晴らしかったです。糖質制限=カロリー制限にもなってしまっていたので、1か月で7kg近く減量できていました。当然やせたので、周囲からも「やせたね!?」という声を頻繁にかけられ、気持ちいいもんでした。

 

しかし…2か月目に突入してから、いろいろと悪い体調の変化が起きてきました。

 

まずは極度の便秘。 

ジムに通う前は毎日必ずアウトプットがありました。糖質制限を始めてから、徐々に間隔が開くようになってきて、2か月目からは最長でなんと6日間です。

便が硬くなり、切れ痔になったせいで、健康診断で便潜血を指摘されて精密検査も受けました。異常はなく、切れ痔ということでしたが。

つらかったのは、夜中寝ているときに急に刺し込むようにお腹が痛くなり、トイレに3時間こもってうなっていたときです。翌朝病院に行ってお腹のレントゲンを撮ったら、大腸に便が大量に詰まっているという診断でした。それからマグネシウムを内服するようになりましたが、不健康感いっぱいの生活が続きました。

続いて倦怠感

間食が減ったことはいいことですが、仕事が忙しくなるとお腹が空かない代わりに体がだるくて仕方がありませんでした。たしかに糖質制限をしてから昼間に眠くなることは減りましたが、ぼーっとしたり、すぐに座りたくなるような体力の減少が起きたような気がしてました。

間食との戦い

そして、ある日カロリーメイトならいいだろうという邪心(?)から、トレーナーへの報告を当然無視して、一袋2本で糖質20gをほおばってしまいました。たかがカロリーメイトと言えども、こんなに美味いなんて…

その結果…

以後、糖質量をチェックせずに間食することが普通になってしまい、次にはトレーナーに2週間前と同じ食事の写真を送ってかつ丼を食べるようになり、そして体重が増え始めたところで申し訳なさのあまりジムに通うのも辛くなって、結局退会してしまいました。

結果的には。体重が7kg減ったところから2.5kg増量で終了。

そして恐ろしいのは…

そこからさらに8kg増えて、見事なリバウンド王となりました。

 

 3,4年前とは言え、中年のおっさんが短期間に急激に体重変化をきたすということが体にいいはずはありません。糖尿病、高脂血症を健康診断で指摘され、血圧も境界領域。当たり前のように腹囲は見事に3桁。

これぞ、メタボ!!

 

あの数十万円は何だったんだ?

自己責任なんでしょうけ

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反省すべき点は、

  1. 糖質だけでなく、カロリーも制限してしまい栄養失調に近い状態。だから体力もついていけませんでした
  2. 筋トレは日数とともにレベルアップしていき、だんだん苦痛を感じてストレスになっていきました
  3. 食事メニューのバリエーションが少なく、毎日生きている楽しみがなくなっていきました
  4. 便秘や吹き出物などの体調不良

これらを克服できれば、このダイエットも続けられたと思います。そして、今頃は息切れせずにDA PUMPのUSAを踊れていたような気がします。


DA PUMP / U.S.A.

 

その後は人生を楽しもうとグルメに走った時期もありましたが、やはり毎年の健康診断は厳しく指摘されるところがありました。

もうすぐ50歳になるのにこのザマを家族が心配し始め、自分自身もダニエル・クレイグみたいになりたいと思うようになりました(笑)。

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またダイエットを始めようかと思っていた矢先に、金森先生のダイエット法を見つけたのです。

 

金森式ダイエット法

内容的には最初にも述べた3項目。

  1. 特にきつい運動をする必要はありません
  2. 糖質に気をつけさえすれば、脂っぽいお肉を食べてもOK
  3. 一つ一つの食事内容を科学的に分析して、明日以降のダイエットに活かしていく
 きつい運動をする必要はありません

このダイエットの際には細かく血糖を測定する必要があります。

その際にリアルタイムに血糖を測定できるFreeStyleリブレ(Abbott社)を使用します。

 

 

センサーには痛くない針がついていて、これを腕に取り付けます。そしてリーダーで好きなときに血糖を測定するだけでいいのです。

実際に血液を採取するわけではなく、間質液中のグルコース値をみているので正確な血糖値とは若干ズレがありますが、その点を念頭に入れておけば血糖値の変動には対応しているので、自分が今どの程度の血糖値なのか推測できます。 

その結果、食事以外の原因でも血糖は上がることがわかりました。

①朝起きた時

②長時間食事ができなかった時

③仕事のストレス

 

上の①と②については、おそらく糖新生が絡んでいるんでしょう。糖新生については、また別の機会に書こうと思いますが、簡単に言うと血糖値が下がったときに血糖を維持しようとして、肝臓で糖をつくる仕組みです。その際に中性脂肪を使うので、体重減少につながるということがダイエットの肝なんです。

ただ③の場合はやや違いますね。

ストレスが加わると、ホルモンの分泌、自律神経により血糖が上がるようになっています。ストレスはいろんなところで体に害を与えます。

さらにストレスにより、飲み食いが活発になるような二次障害もあります。

ストレスを排除する、これが非常に大切であり、苦痛を感じる運動はそういう意味でしない方がいいのです。

糖質に気を付けていれば、脂っぽいお肉もOK

糖質はなるべく避けることが必要です。問題は糖質制限と言いながら、実際はカロリーも大幅に制限してしまっているところなんです。

つまり下手したら栄養失調になってしまうわけなんです。

その足りないカロリーをいかに補うかということをしっかり考える必要があります。

世の中のスーパーやコンビニにある食べ物は多少の糖質が入っています。それらでカロリーを補おうとすると、自動的に大量の糖質を摂取することにもなってしまいます。

そこで金森先生は牛脂に目をつけました。要するに脂質です。

同じ量で糖質よりも脂質の方が多くのカロリーを摂取できます。そして糖質は摂取しません。特にカロリーが豊富なのが牛脂で、これを食事の出だしに食べます。もちろん生では食べれませんので、こんがり焼いて食べるのです。

この牛脂を最初に食べると、食事の途中で早々にお腹はいっぱいになってきて、食べ過ぎることが減ります。そして食後も腹持ちがいいので、ポテチに手をつけることは一切なし。すきっ腹でコンビニに行って無駄な買い物をすることもなくなりました。

そして何よりもいいのは、便秘になりません!

牛脂を丸ごと食べるのが苦手な人は、オリーブオイルや亜麻仁油とかでもいいと思います。もこみちさん風にたっぷり料理にかけても、決してかけ過ぎにはならないと思います。

 

このように脂や油をうまく料理に絡ませると、糖質さえ気をつければ焼肉もたっぷり塩コショウで、また牡蠣もたっぷりレモンをかけて食べることができます。

 

 

一つ一つの食事内容を科学的に分析して、明日以降のダイエットに活かしていく

どんな食事をしても、多少の糖分摂取はしちゃっているものです。金森先生も指摘されていますが、ブラックコーヒーでさえ1杯あたり0.7gの糖質が含まれています。では、今日の昼食にはどれだけの糖質が含まれていたのでしょう。

その疑問を解決するのが、先ほど述べたFreeStyleリブレです。

金森先生の方法では、食前、食後30分、60分、90分に血糖測定をして変化をみていきます。食前と食後の変化がない方がいいわけです。

もし、大幅に血糖上昇があった場合には、やはりどのメニューに糖質があったのかきちんとチェックする必要があります。

また糖質が含まれている食べ物についてSNSで注意喚起することも大事です。

自分ひとりだけではなく多くのダイエッターに救いの手を差し伸べることで身も心も健康になっていくのです。 

 

長文になってしまいましたので、今日はここでやめておきます。

実際にまだダイエットを始めて1週間。

最初の1週間は体の水分が抜けていく時期ですので、体重減少の程度は想定範囲内です。ただ牛脂が効果出しているのか、間食をしないで過ごすことができています。

また近いうちに続きを書こうと思います。

 

以上たーさんでした(終)