たーさんブログ

自分の人生を再構築したがっているおっさんのつぶやき

統計を勉強しよう!今まさに夜明けを迎えました~六芸を身につけよう~

こんにちは。

 

今年の目標の一つに、「六芸(りくげい)」を勉強して教養を身に着けるというのがあります。

六芸とは孔子論語にも出てくる6つの教養科目のことで、当時の君主たるものは最低限学んでいないといけないものでした。

6つの教養とは、「礼・楽・弓・御・書・数」のことで、詳しくは以前の記事にも書かせていただきました。稚拙文章ですが、読んでいただけると幸いです。

 

www.taosanblog.com

 

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今回はそのうちの一つ、「数」を勉強しようと思い、大学院の講義の一つである統計学の勉強会に参加してきました。

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正直なかなか都合がつかなくて、講義の第一回から残念ながら出席できていないので内容についていけるかなと不安のまま出席したのですが、案の定その不安が現実のものとなりました。結局、まあなんとか単位を取れればいいやと思って開き直るしかなかったという結果でした。

(はは、はははは、、、(汗))

最初は教科書を読めば、まあわかるだろうなと考えたのですが、それはチョー甘い!考えでした。折り目のついていないきれいな教科書はいたずらに分厚いだけで、どのページを開いても面白くなさそうな内容で、さらに何が書いてあるのか読解不可能でした。

教科書はあきらめて、講義をしっかり聞こうということで、目をカッと開いて教室の正面のホワイトボードを見て、さらに耳をガッと開いて先生の言葉を漏らさないようにがんばりました。

 

全くチンプンカンプン!!

 

年のせいか?

 

「ロジスティック回帰分析、、、」

「ポアッソン分布、、、ポ、ポ、ポアッソン? ポアソン? どっちなの?」

「マクマネー検定、、、?」

(うぐっ) 

 

全然わかりません。

まるで、行ったことのない外国で現地の人に知らない言葉で、まくしたてられているような状態です。

その教室にいること自体を完全に私の頭は拒否しています。

先生の今話している内容が教科書のどのページに対応しているのかすらわからず、完全にお手上げ状態です。

 

俺だけなのかな?

講義を途中から参加したからわからないのか?

俺だけだったら、マジやっていけないので退出しよう。

今、これについて答えろとか言って指名されたら、マジ洒落になんないから。

 

いやいや、俺一人がわからないということはないだろうと、仲間を探し始めました。

まさに自分の隣にスマホをいじっている、いかにもわかっていなさそうな男の子(みんな、俺より若いだろうよ)に聞いてみました。

 

私「あの今、どのページをやっているの?」

男の子「すみません、わからないっすね」

私「この講義って今日はじめて出るんだけど、最初から出てる?」

男の子「はい。でもムズイですよ。全然わからないです」

なんと嬉しい言葉。

男の子「でも、講義に出席して、全部の最終回にレポート提出するだけで単位をもらえ

    るみたいなんで、大丈夫ですよ」

さらに安心する言葉。

 

なんだ、単位については大丈夫そうだな。

多分、若いときの自分だったら、それで寝に入ったと思います。しかし、この歳になると変に勉強意欲が湧いてきます。

それにTwitterとか見ていても、これからの時代は統計くらい勉強しておかないとみたいなことがツイートされています。

それにあそこで早口で話している先生ももともとは何もわからない状態から始めたはずなので、同じように勉強すれば自分もできるようになるはずだろうって変な道理が頭の中に浮かんできました。

 

 

統計なんて、最後にいつ勉強したのは20年近く前です。

最初のころは、「平均値」や「中央値」だの出てきて、そのころはまだ高校の授業になんとかついていけました。

しかし、その後「期待値」だの「p」だの出てきて雲行き怪しくなり、「χ(カイ)二乗検定」などが出てきたところで、もうお手上げ!

ただ、その辺までは教科書の例題を解きながら、見よう見まねでなんとか問題を解くことができていました。要求されることが問題を解けということだけでしたので、まあなんとかやっていたように思います。

 

しかし、今要求されるであろうことはそんな生易しいものではありません。自分でデータを集めて、ゼロから統計解析をしろというようなことで、今それを言われても絶対に無理です。

 

ゼロから解析できるようになるためには、自分の口で相手に説明できるようになること、つまり全く初めての知識のない人に教えることができるレベルまで自分に統計の知識がないといけません。

すでにアレルギーを起こしつつある、あまり好きでない科目をそこまで極めるのは非常に難しい。

ただ、、、ただ、それを極めたときに、新しい自分を発見できる!

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よーし、やってやるぞ。

今年の新しい目標がより具体的になってきました。

 

統計学の鬼になってやる

 

これだと意味わからんので、具体的には

・全く知識ゼロの人にわかりやすく説明できるようにする

・自分でももう一度見返して、すぐにわかるような資料を作る

・論文などで統計解析されていても、一目見て理解できるようにする

・自分自身でデータを集めて統計解析できるようにする

というような感じですかね、、、

そして、それをこの半年でまずは形にしようと。

 

結局最後までその講義はよくわからないまま終わってしまいました。

これが今後ずっと続くとは地獄です。

そこから這い上がるためには、

「やるっきゃない!」

 

まずはわかりやすい教科書探しからですね!

(そこからかい!?)

 

以上たーさんでした(終)