こんにちは。
寒い毎日が続きます。
体が芯から冷えてしまうと、体温をもとに戻すのにそれなりの体力を必要とします。
要は体内で熱を作るために、一生懸命に糖質、脂肪などを燃やすエネルギーが必要になるということになるのです。それができないと、体の機能は脳や内臓系あらゆるところの機能が低下してしまいます。いわゆる冬眠状態となってしまうのです。
ですので、糖質を細目に食べている人、脂肪を体内いため込んでいる人、そしてそれらを燃やすエネルギーを持っている人はある程度寒いところでも、理論的には寒さに強いということになります。
(たしかに俺は寒さには比較的強いからな)
(太っている人は寒いところでも平気なんだよ!)
もちろん、それだけではありませんが。
一般的に比較的余材もなければ余力もない高齢の方の場合は、寒さがきつい中での生活は非常に厳しいものになります。
というわけで、冬の寒い中出かける場合には、余計な負荷を体にかけないためにもできるだけ温かい恰好をして、体が冷えないように心掛けながら外出することが大事なのです。
日本人の平均寿命は男性も女性もトップクラスにあります。
最新のデータで厚生労働省が2018年7月に発表した簡易生命表によると、男性は81.09歳、女性は87.26歳。男性は香港、スイスに次いで世界第3位、女性は香港に次いで2位となっています。
ただこれが日本人全員に当てはまるのかというとそうではなく、大きくは都道府県、さらには都市部と郊外、農村地帯により異なります。また年収や生活環境、はたまた普段の生活習慣や運動習慣により違いがあります。もちろん、病気があるかどうか、きちんとした治療を受けられる医療機関がその地域にあるかどうかなどの基本的な部分でも同様です。
例えば、寒さに関連して話すと、寒い地方の人たちの平均寿命は温暖な地方に住む人たちと比べると短い傾向にあります。
青森は男性も女性も47都道府県中最下位でありますし、秋田や岩手もかなり下の方にあります。もちろん、しょっぱい漬物を食べる習慣があり塩分を摂りすぎているからという要素も影響しているとは思います。
一方、この3県よりもさらに寒い北海道はどうなのだろうかということで調べてみましたら、やや上の方のランクインしていました。
北海道の方が寒さ厳しいから、東北と同じくらいもしくはそれ以上に平均寿命は低いというイメージがありますが。
この理由については寒さというキーワードで絞ると、北海道のそれぞれの家の暖房設備は十分にととのっているからという理由があります。
中途半端な暖房設備ではあの厳しい冬を乗り越えることはできません。リビングだけが暖かくて、廊下に出ると寒く、さらには風呂場の脱衣所ではさらに温度が低くなるような家のつくりではダメなのです。
データ的には、冬の関東の家では暖房をつけて1日の大半を過ごしているリビングと比較的寒いとされる廊下とでは9度以上、リビングと同じく寒いとされる脱衣所との温度差は10度以上あるとのことです。
脱衣所が寒いというのは、冬における高齢者の風呂場での事故の原因の一つとされています。
最近では脱衣所に暖房を設置したり、風呂場の中にも洗い場が温風が流れるような工夫がされている住居も増えてきました。しかし、都市部での改善に比べて、東北の農村部などではまだ古い家屋で生活している人が多く、北海道や都市部のような暖房設備はまだととのっていないので、脳心血管障害(脳卒中、心筋梗塞など)がなかなか減少しない傾向にあります。
同じく冬の寒さが厳しいイギリスでは、やはり冬の寒さは人命にかかわるというので家屋の中は常にどこでも18℃以上に保たないといけないという法律ができました。
2011年に策定された英国保健省イングランド公衆衛生庁主導の取り組みの内容は以下のようなものを含んでいます。
このように寒さの問題に対して政府がしっかり取り組んでいる国もあります。
ずぼらな私は、体型的な利点もあって冬でも比較的薄着で過ごそうとしてしまいます。足先が冷えても靴下をはかずに歩き回ってます。外に出かけるときも近所のコンビニまでだったら、上着も羽織らずに出かけてしまいます。
風呂もしっかりつからずにシャワーで済ましてしまいます。
こういう寒さに対する適当さが、体力を知らず知らずのうちに体力を奪い、簡単に風邪をひきやすくなったりする理由なのかなと思います。
こういった自分の体への心遣いが将来高齢になったときに、ボディブローのようにじわじわ効いてくるのです。
ということで、将来的には寒さのことなんかあまり気にしなくて生活できる南国で暮らしたいなと考えています。
(ハワイとかいいなあ。行ったことないけど)
そのためには今、ガンガンに働いてお金を稼がねば!
では、みなさんも風邪を引かないように過ごしてください!
読んでいただきありがとうございました。
以上たーさんでした(終)