こんにちは。
仕事が始まってから2週間が経ってしまいましたね。
・1日の中で何か新しいことを見つける、体験する
・そして1日の終わりをハッピーに迎える
この2つのことをめざして、毎日を過ごしています。
最近は夜にブログのネタを考えることで、ハッピーな自由時間を過ごしています。
自分の書斎だったり、トイレの中だったり、お風呂につかりながらだったり、とにかく邪魔が入らないところで考えています。
考える内容としては、
「どうしたら、幸せな未来を迎えることができるか」
それを考えていると、自然にハッピーになってくるんです。
ある意味妄想ですね(笑)
でも、前の記事にも書いたように、いまだに自分の理想の未来には霞(かすみ)がかっています。
どうしたいんだろう、俺は?
前澤社長のようになりたいのかな?!
最近、普段自分がやっている仕事、あるいは自分の趣味を、何とかしてビジネスに結びつけることはできないものかということを考えています。
先日、大学院の教授と飲み会でお話しする機会がありました。
その日は、研究でコラボしている一般企業の方々ともご一緒させていただいたので、
「われわれの研究していることは、ビジネスになるんですね」
と、アホみたいな質問を酔った勢いで教授にしてしまいました。(反省!)
教授はそんなアホみたいな私に対して、真面目に答えてくれたのです。
「世の中、人のために何かをしたい、地域のために何かをしたい、そして地球のために何かをしたいのであれば、我々の身一つでは何もできないことも多いんだよ。しっかりしたプロジェクトを成功させるためには、莫大なお金がかかるのは事実。逆にお金かけないでやろうということは難しい。だから企業と組んで、こちらがその研究を実現する代わりに、企業側はそこで利益を得るわけなんだよ。」
「たしかに、お金を稼ぐために研究している、金儲けのための研究だなんて言うと人聞きが悪い。でも、何千万人という人たちに幸せをもたらすためには、そのプロジェクトに何千万円、何億円というお金がかかるのは現時点では仕方ないことなんだ。それで、その何千万人という人たちが不幸せだったりすることで失われるお金が実際何兆円という額なのだから、それを取り返す上に余りがでるのであれば全然悪いことではない。ただお金を稼ぐのとはわけが違う。」
「さらに、我々の世代だけでなく、その次の世代にも研究結果とそこから生まれたビジネスが有効であれば、なおさら生み出される利益というのは非常に大きいし、我々の研究の価値も上がる。」
(なるほど)
「ただ忘れてはいけないのがここまでたどりつくのに、全国の何百人という研究者が頭に汗をかいて、このビジネスモデルを作ってきたんだ。1、2年ぐらいで何とかなるもんではない。」
(そりゃ、そうでしょう)
うなづいている自分がいました。その私に向かって教授は真顔で、
「では、君自身が何かビジネスになるもの、つまりお金を生み出すようなことを考えてみてごらん。科研費は簡単にとることができるかもしれないが、数百万円レベルではたかが知れている。何千万、何億円という莫大なお金を生むビジネスを考えてみるんだ。」
(いやいや、科研費も難しいですよ)
「そして、もしそれが頭に浮かんでも、すぐに行動に移して具体化しないと周りの誰かに横取りされてしまう。自分の頭に浮かぶようなことは当然他人の頭にも浮かぶものだからね。だから、常に先を先を見据えてどんどん動いていかなければいけないんだ。」
(つまり、早く論文を書きなさいということだな)
ゼロから立ち上げたプロジェクトをここまでのビッグビジネスに仕立て上げるのに、どれだけの労力がかかったのか。プロジェクトを進行させるための莫大な費用を企業から集めるのに、どれだけの論文を書き、実績を作ってプレゼンをし、そして企業から信頼を勝ち取ってその研究費を得ることができたのか。そして、地域レベルで成功したプロジェクトを、さらには都道府県の自治体や企業を巻き込んで大きなプロジェクトとして動かしていくことがどれほど大変なことなのか。
一切そのバックグラウンドを知らずに、馬鹿な質問をしてしまった私は酔いがどこか吹き飛んでしまいました。
自分には何かすぐにビジネスになるようなアイデアはないし、その根っことなるような経験もありません。
今の仕事の一つ一つの作業を強引にビジネスに結びつけようとしても、なかなか頭に浮かぶもんじゃありません。
しかし、だからと言ってあきらめては全く進歩がないでしょう。
たくさんを本を読み、いろんなことを積極的にトライして新しいことを経験し、そこから今までにないようなビジネスをひねり出し、アイデアとして形になりそうになったら、すぐに行動に移して具現化することが大事なのです。
今日与えられた仕事だけをひたすらこなしているだけでは、新しい何かは生まれない。
1日の中のどの体験でもいいので、しっかりアンテナを張って、とにかくビジネスと結びつけることを考えながらやることで、何となくモチベーションが上がるような気がします。
統計とか中国古典とか語学とか、すでにあるものを勉強することも大事ですが、ゼロから何か新しいものを生み出すことに頭を使うことも大事なんですね。
以上たーさんでした(終)