たーさんブログ

自分の人生を再構築したがっているおっさんのつぶやき

40代のおじさん、中国語の勉強を始めたところです!

こんにちは。

 

少しずつ春めいてきましたね。

これから日本がきれいに彩られる季節になります。

そんな季節の移り変わりのなかに、容赦ない時間の経過を

感じるようになった昨今、自分の生き方を見直してみようと新しいことに

チャレンジすることを目標にがんばっています。

今日もみなさん、読んでいただきありがとうございます。

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さて、そのチャレンジの一つが今年から始めた中国語マスターです。

 

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   中国の人口は2017年の時点で13.9億人で世界第一位。世界第二位のインドが13.2億人と二国あわせて世界全人口のなんと37%を占めているのです。2020年にはインドがその中国の人口を抜くであろうと予測されていますが、それでも中国の人口が日本の10倍強である事実は変わりません。

 世界各地でいろんな意味で幅を利かせまくっている中国ですが、いまだに発展途上な部分もあり、一時期ほどの経済成長ではありませんが、まだ伸びしろはあると考えられています。国全体のレベルはどうかはわかりませんが、個人レベルでは富を得てグローバルに活躍しようと、あるいはさらに活動範囲を拡大しようとしている人たちがまだまだ国内外にくすぶっております。そういう人たちが日本をはじめ、世界各国を飛び回り、最新のビジネスシーンをにぎわしていくであろうことは今後も予想たやすいことです。

 

 2018年旧正月に観光目的で訪日された中国人客は約16000人に上ったそうです。新宿や渋谷、銀座を歩いていても、あちこちから中国語が聞こえてきます。もちろん、全員が中国国籍ではなく、正確には中国語圏の方々というべきなのでしょう。標準語とされる北京語以外にも中国語の中にもいろいろと方言があり、単純にはいかないと思いますが、それでも少しでも中国語を話すことができたらいいなと思うことがあります。

 実際、街中でスマホを見たりガイドブックを見たりして、明らかに道に迷っていても、自分からなかなか助けにいけないことも少なくありません。

英語ならわかってくれるだろうと思ってもなかなかうまくはいきません。

 

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 新宿で一度あちこち指さしながら行き先を探している家族がいたので、助けてあげようと英語で話しかけてみたのですが、これがなかなか難渋。

家族の行きたいところは、

「ピグカラー」

というところらしいのですが、ガイドブックに出ていないようでした。

「ピグカラー?」

英語で聞き直しましたが、相手も私の英語を十分に理解できていないようでしたし、相手の英語の発音も聞き取りにくくて(自分が下手だったのかもしれませんが)、私も何度も聞く始末。

「pig color?」

これの応酬でした。

(なんだよ、豚の色って?)

結局最後までお互いを理解できず、たまたま新宿の地理に明るい中国の人(たぶん観光客だと思うのですが)が間に入ってくれて場所を案内してくれました。

 

日本語のできる彼女が言うには、家族が行きたがっていたのは

ビッグカメラ

だったそうです。

(俺の親切は何だったんだ?!)

一応家族には礼を言われたけど、自分はなんか恥ずかしいやら情けないやらで。

 

 ただ今までの自分だったら、

「日本に来るなら、日本語を勉強してこい、せめて英語くらいはわかりやすく話せよ。」

なんて思っていたのでしょうが、そこは自分も少し社会経験を積んで大人になったのでしょう。中国語を勉強して、東京を案内できるようにすればビジネスになるかな、なんて考えるようになっていました。

 もちろん、そんなビジネスはもう当たり前。中国の人がすでに日本に先んじて乗り込んで日本語を猛勉強してそのビジネスをはじめてしまっているのが現状です。ただし、以前ニュースでもやっていましたが、中にはお土産物と組んであくどい商売をしている人もかなりいるようです。

 さらには、観光とかレストラン、土産物などの目で見えるものに対しての案内や紹介は流行っていますが、マナーや日本人の心の内にあるもの、日本人の精神についての紹介、説明はまだまだ不十分であることでしょう。

 

 

 

 

 爆買いが下火になりつつある今、中国人客が求めるものは普通の観光ではなくなってきております。それは日本の伝統芸能や民俗文化、または医療やモノづくりの技術などといった形として具体的に捉えにくいものに変わってきているそうです。特に富裕層の中では、そのような傾向が強くなっていると聞いています。

 当然滞在期間も長くなってきて、私たち日本人と何らかの形で触れあう機会も多くなってきています。

 

 そんな状況で、私たち日本人の立場として、見て見ぬふりをすることもできます。しかし、お互いの文化交流のチャンスがあるなかで、そうすることはあまりにももったいないことでありますし、実際の日常であるいはビジネス上で避けて通れないこともあるでしょう。

 言葉ができないと、相手の文化の深いところに触れることはできませんし、相手の心の内を知ることもできません。マスコミの言うある意味悪い中国イメージをそのままうのみにしてしまっているだけでは、逆に日本自体がこのアジア圏の中で孤立してしまうような状況になってしまいます。国レベルの政治的なやりとり、そして個人レベル、家族レベルの付き合いは、これは全然別ものですが、いずれも大事なものだと思います。

 

 まあ、自分もまだ中国語を習い始めて、中国人と少し話してみようかなというレベルなんで、偉そうなことはあまり言えませんが、来年オリンピックも開催されることですし、どこに文化交流の機会があるかわかりませんから、まずはやってみようと中国語を勉強始めたところです。

 

以上たーさんでした(終わり)