こんばんは。
ちまたでは、学校はみな夏休みに入りました。
自分の職場のある千葉市では、学校にエアコンがないという理由で
夏休み開始が1週間前倒しになったそうです。
でも、その分1週間2学期は早く終わるそうです。
それって残暑厳しい中、学校が始まることになるので、あまり利益ないのかなと思ってしまいます。
きっと学校の授業日数って決まっているんでしょうね。
そして、そこのところは融通が利かないんでしょうね。
(ここは日本ですからね)
自分がいたドイツでは、気温が25度以上になると「Hitzefrei(ヒッツェフライ)」と言って、臨時休校になっていました。
Hitzeとは熱、freiとはフリーという意味で、熱中症を避けるためにその日は町中の学校が休校になります。
彼らは白人だから熱に弱いというのはあるかもしれませんが、やはり熱中症を防ぐ、皮膚がんにならないようにするといった健康的な考え方で、休みにするというのが合理的な考え方だと思います。
夏のサッカー大会が中止になったとかいうのがニュースになっていました。
お年寄りは熱中症になりやすいというのはありますが、子どももそんだけの時間炎天下の中運動をして汗をかきまくっていたら、命に関わるでしょう。
それを根性や気合で乗り切るなんて無茶です。
かつては練習中は水を飲んではいけないというルールがありました。
自分はバスケットボール部だったので、夏の体育館というものが地獄であったことを記憶しています。
それも、体育館をバドミントン部と半分半分で使うときなんて最悪!
バドミントンのシャトルが風の影響を受けないように、完全締め切り状態。
やつらのために、なんでうちらが地獄よりひどい仕打ちをうけなきゃいけねえんだと、我々の中で暴動に近いものが起きたのを覚えています。
それは、飲み水禁止の上に、締め切った体育館での練習だった夏休みのある日でした。
2,3人熱中症だと思うのですが、練習中に倒れてしまい、命の危険を感じた上級生と下級生がコーチに詰め寄って大騒ぎになったのです。
今ならば、救急車を呼ばれてしまい、場合によってはどこからかかぎつけたのかマスコミにさらされて、その結果夏における部活のあり方ということで議論されるところでしょう。
しかし当時は気分悪い彼らをエアコンの効いた保健室で寝かし、ガンガンに冷えたポカリを飲まして、とにかく復活するまで下級生がそばに付き添いさせられていたのです。夜になり、とうに部活が終わっている時間になって、完全復活にはまだ遠いものの、なんとか歩いて帰れるようになった彼らを、分担を決めて帰る方面が一緒の同級生が付き添って帰ることになりました。
倒れた人は付き添いのために夜遅くまで残ってくれた同級生に「ありがとう」しか言えず、結局倒れた原因が練習の最悪の環境にあったことは親には言わずといった感じでした。
さすがに、暑い夏の練習の出来事に対して、私たち学生が声を上げたことにコーチも問題意識を感じたらしく、2年後に体育館にエアコンが着いたのです。しかし、それでもバドミントン部の練習中は風が吹いてはいけないので、とにかく学生同士で練習場所を決める場合、まずバドミントン部が練習日を設定して、それ以外の日を我々バスケットボール部とバレー部と卓球部が選ぶようにしました。雨の日にサッカー部とか野球部が室内で練習するときは、申し訳ないけどバドミントン部と一緒にやってもらうようにしました。
(しかたありませんよね。自分たちの方が大事ですから)
まあ、もう今の時代、そんなことを学生にさせたら、犯罪ですわ。
今年は暑い夏になるんでしょうか?
熱中症に気を付けて、エアコンのそばでくつろいですごしましょうね
以上たーさんでした。