自分には小学生の子どもがいる。
全然親の言うことを聞かない、聞こうとしない。
それはいいとして、小学生の1日の過ごし方っていうのは、どんななのか。
簡単に言うと、
・朝起きる
・学校に行って勉強する
・学校から戻る
・宿題をやる
・後は遊ぶ
その間にご飯を食べたり、お風呂に入ったりというのがある。
当たり前だが、宿題の時は嫌々。
学校はどうか知らないが、話を聞くと楽しいと言う。
それ以外は、遊んでいる。
つまらないはずがない。
時間配分で分けると、圧倒的に遊びが多い。
子どもは遊ぶことが仕事だっていう言葉を聞いたことがあるが、そんな楽しい仕事があるのか?
自分の場合はどうだったか?
自分も小学校中学年くらいまでは同じだった。
毎日頭の中は、どうやって遊ぶかでいっぱいだったような気がする。
それが、高学年から塾に行きはじめて、遊ぶ時間が削られていった。
さらに、中学校、高校と部活というものがあって、先輩にしごかれたりして、お世辞にもすごく楽しいというわけではなかった。
残念なことに成長とともに遊ぶ時間、楽しいだけの時間がどんどん減っていったのだ。
そして、今。
みなさん、だいたい想像つきますよね。
1日の大半は仕事、通勤、寝る!
コロナ禍において、飲むに行くというのはなくなった。
どこにも遊びはない。
これでは楽しくもないし、疲れてしまうわけだ。
毎日考えていることは、仕事のことばかり。
そりゃ、ネガティブになるわ。
このサイクルが平日5日間続くと、土日は完全にガソリン切れの状態で、家族サービスはある意味遊びとなるかと思いきや、半分いやいやだったりする。
海外の友達の場合
海外に住んでいる友達になんか聞くと、うらやましいかぎりだ。
仕事は8時から16時までで、間に2時間!昼休みがあるので、実質6時間ワーキング。
それから帰って、趣味のことをしたりしている。
趣味はボルダリング(岩登り)、釣り、釣り道具作り、サッカー、バンドもやっている、それに鉄道模型だそうだ。
俺と同じ49歳。
金曜日は半日で昼には帰って、家族と車に荷物を積んで土日は旅行みたいな。
そして、夏休みは2か月間フルにとるんだそうだ。
ヨーロッパの先進国ドイツ、ベルリンに住んでいる友達だ。製薬会社で弁護士として働いている。
収入も俺よりいい(らしい)。
仕事の効率の問題
日本って、先進国の中でも一人当たりの労働生産性?が、ずば抜けて悪いらしい。
世界として比較して、25位くらいで最近どんどん落ちているらしい。
だからと言って、猛烈に働けということではない。
もう少し効率よく働くことが大事なんだろう。
効率よくとは仕事の段取りとか要領よくとかいう話もあるが、それ以上にオンオフの切り替えが重要なのだと思う。
遊ぶことが大事
遊ぶこと=怠けているとしてしまっている時点で、アウトなんだろう。
そして、遊び方を知らないということが致命的なんだろう。
若者に趣味を聞いて、映画鑑賞とか言いながら、ここ1年間忙しくてあまり観ていないですって、それは趣味脱落じゃないのか?
中には趣味は特にありません、と答える人もいる。
じゃあ、普段何しているのって聞くと、寝ていますだって。
もっと遊んでほしい。
自分も遊ばなければ、と最近思っている。
そうしないと、つまらない人間になってしまいそう。
(今も、すでにつまらない人間になってしまっているかもしれないが)
やりたいことはいっぱいある。
忙しさなんて関係ない。
強制的に自分の時間を確保して、次から次へとやり始めるのだ。
以前人生でやりたいこと100個のリストを考えたことがあった。
30個で止まってしまった。
もっと世の中に面白いことがあるはず。まずはそれを見つけ出して、手をつけてみよう。
目標その4「人生でやりたいこと100リストを2020年12月末まで作り上げる」