たーさんブログ

自分の人生を再構築したがっているおっさんのつぶやき

50代なりの仕事のしかた

おはようございます、たーさんです。

 

この2日間、自分の仕事の遅さを嘆いて、

なんとか解決策をということで書き綴ってきました。

まとめると、

★何かを始めるときは、完璧な計画を立てることはせずに、

簡単な仮説を立てて、まずは行動すること

★嫌なことはあと回しにしがちなので、

まずは最初の5分間だけ取り掛かってみること

ダメならば、次に進もう。

★すぐに忘れてしまうので、良いと思ったアイデアはボイスメモで記載

さらに可能であれば、その場ではじめてしまうこと

★そして、少しでも物事を進ませて達成感を得ることが大切

 

こんな感じになるんでしょうか?

 

ということで、どんどん体を動かせみたいな状況に昨今の自分はなっています。

 

ただ実はまだまだ大きな落とし穴が2つほどありました。

(落ちまくりやん?!)

 

まず1つ目は、自分はイノシシ年なんですが、

猪突猛進という言葉通りまっすぐにしか進めません。

どういうことかと思われるかもしれませんが、

何か事を始めた場合にそれしかできない性格なんです。

器用に、2つ以上のことをいっぺんにできない。

さすがに音楽を聴きながら勉強はできていましたが、

難しいことになると、たいていのことは2つ以上のことを同時進行できないんです。

 

電話対応しながら資料作成とか、人の話を聞きながら運転とか。

もちろん音楽を聴きながらとかラジオを聞きながらとかは可能ですが、

ほとんど頭に入っていません。

歌詞は無視してメロディのみですし、

ラジオの言葉もキーワードが少し入ってくる程度で重要なところは後で聞き返します。

だから、何かに集中して作業をしているときに、

横から声をかけられたり電話にでなければいけなかったりすると、

ほんとにむかつくんです。

それはたとえ家族でも。

申し訳ないけど、ものすごく素っ気ない感じの返事になってしまったり、

後で内容を聞き返したり、そんなんばっか。

(「話を聞いていなかったの?」とよく怒られます。)

だから、職場では最初ものすごく無愛想な人って思われることもしばしば。

でもそうしないと、やっている仕事もおろそかになってしまうし、

聞いている話とかも適当な返事になってしまうんです。

絶対に聖徳太子にはなれないタイプ。

 

同時に二つことをできない行動パターンというのは、緊急時に対応しにくいんです。

ですので、途中で今集中してやっている仕事をそのままにして、

緊急課題にとりかかるというのがすごく苦手。

実は医療従事者であるので、

昔の職場では緊急に対応しなければいけないなんてことがしばしばありました。

そういう状態が続くと、やりかけの仕事がどんどん山積みになり、

結局緊急の仕事はなんとかこなせても、それ以外の課題は全部放置パターン。

それで、上司に大目玉を食らったことが何度かありました。

 

今の職場では、そういう人だからという不名誉なレッテルを貼られており、

あまり緊急事態に直面しないように周りが気にかけてくれています(たぶん)。

やるべき仕事は、仕事にとりかかる朝一番(時に前日夕方)に、

「今日1日の課題」ということで割り当てられるようにされています。

また立場が上になってきているので、

自分で仕事の量を決められるのもいいところです。

(この性格って普通なのかどうかわかりませんが、いかがでしょうか?)

(最近だと発達障害とかいう言葉を聞きますが、

まあそうだとしてもこれまで何とかなっているから、

今更精神神経科の先生に相談することもないかなと思っています)

 

このように自分なりの働き方を構築してきましたが、

もう1つの落とし穴のことは考えないといけません。

それは、仕事を全部自分でこなそうとするところです。

一度仕事の流れにのってしまうと、自分のペースでどんどん進めていってしまいます。

逆に全く乗り気でない場合は、エンジンもかからないし。

そこで、おそらく計画を立てるというハードルを下げたところから取り掛かり、

なんとか行動に移そうということなんでしょうけど、

結局計画表が完成したところで力尽きてしまうor飽きてしまうというのが実情。

 

言わば、車を運転するのに、エンジンをかけるところまでいかずに、

まずはマニュアル本を読むことからはじめてしまい、

そして読了したところで力尽きる。

マニュアル本なんて読まずに、

まずはキーを差し込んで回せばいいのに、それがなんとなくできない。

そして、そこに別の用事が舞い込むと、

運転席に座ったままそっちに頭がいってしまって、もう出かける素振りすらみせない。

じゃあ、運転を誰かに替わってもらって、

自分は助手席で作業を続ければいいやんということにふつうはなるんでしょうけど、

それも性格上許されないということなんです。

 

自分で進めていかないといやなんです。

計画表を作成するくらいですから。

そして、その計画表の中に、自分以外の登場人物は出てきません。

 

あたりまえですけど、自分の力には限界があります。

分身の術は使えません。

ましてや、一つのことにしか自分を従事させられないので、

二つ以上の仕事を課題として与えられてしまうと、

片方はまずだいぶ後回しになってしまいます。

さらに致命的なのは、作業中に何かわからないことがあると、

自分で解決を試みてしまい、ハマりまくるということ。

人に質問するのが苦手、つまり自己完結型でありたいという性格なんです。

 

最近は少しずつマシになってきましたけど、

かつてはデートでレストランを予約するのに電話ができず、

いつも場当たり的に食事場所を決めていたことがありました。

時には全然決まらずに2時間ぐらいウロウロして愛想をつかされたこともありました。

最近でこそネットで予約することができるので、少し気が楽ですが。

自己完結型というよりは、コミュ障なのかもね)

 

というわけで、仕事が遅い理由として自分のところに仕事が溜まってしまう。

それを解決するためには、

自分がやる必要のない仕事はほかの人にお願いするということが大事なんです。

(よくビジネス書には、「人に仕事をまわせ」と書いてあります)

でも、おそらく相手のことを考えてしまうのか、

人にお願いすることがそもそもできなかったので、

結局自分で溜め込んでしまっていました。

頭でわかっていてもできなかった。

最近は肩書にというものがついてきて、それを利用して部下にお願いすることが

やっとできるようになってきました。

つまり、年齢とともにやっと悩みが解決しつつあるということです。

 

これからは自分への負担、悩みを少しずつ減らしていかないと。

・自分の限界を知り、やる仕事を選り分けること

・自分でなくていい仕事は、ほかの人にやってもらう

 

こうやって書いていると、私ってつくづく面倒な人間なのかも。

でも、それが自分なので。

 

ではまた、たーさんでした。