こんにちは。
第一印象「メタボ」のたーさんです。
やっと最近になって、自分の「身のまわりの無駄は人生の無駄」ということに気づきました。そこで、体の無駄なお肉をシェイプアップするだけでなく、汚い自分の部屋の整理整頓にも手を出し始めました。
(やっとかよ!)
そこでやり始めた断捨離の一環として、膨大な枚数のCDを整理しようとしたんですが、いざ始めると1枚1枚その当時の思い出がリコールされてきて、まったくはかどりません。
(予想された結果ですが、、、)
ならば、その一部をブログで紹介しちゃえー。
ということで、かなり偏った音楽コレクションの中から少しずつ紹介してみようかなと思います。
まずは記念すべき1枚目ですが、
The Outfield 「Play Deep」
いきなり地味なところをもってきてしまいました。
中学のときに洋楽を聞き始めたハナタレ小僧にとっては、当時流行ってた全米ヒットチャートの曲の中から、いかにかっこいい曲を友達よりも先に見つけるかというのが楽しみの一つでした。
毎週土曜日の深夜にラジオ日本でやってた「American TOP40」を親に隠れて聞きながらエアーチェックをして、ノートに1曲1曲を書き留めていたものです。
さて、その中でこのThe Outfieldはまさに洋楽に入りこんだときに、かなりヘビーローテーションしたバンドの一つです。
日本語に直すと「(野球の)外野手」という意味のこのバンド、自分も勘違いしていましたがアメリカのバンドではなく、イギリス・マンチェスターのバンドでした。
なんでイギリスなのに野球なの?
そのために、本国イギリスでは全く鳴かず飛ばずで、主にアメリカでヒットを飛ばしていました。
1984年にデビューしたこのバンドは、トニー・ルイス(Vo, B)と主に曲を作っていたジョン・スピンクス(G, Vo)、アラン・ジャックマン(Dr)の3ピースで成り立ってました。1985年にアルバム「Play Deep」の全米第二弾シングル”Your Love"でいきなりTop10ヒットを達成。
深夜で眠気と戦いながら聞いていたハナタレ小僧が、いきなり流れてきたギターのリフとトニーのハイトーンボイスで、目が覚めて胸がわくわくしたのを思い出します。その後テレビでMVをみて、トニーのやさしそうで気さくな感じとは逆に、ジョンとアランはいかにハードロックをめざしてますみたいなロン毛とタンクトップの出で立ちをしていたので、中学生ながらかなり違和感を覚えました。あとで雑誌にて、もともとハードロックをやりたくてバンドを組んだという記事を読んで、モヤモヤ感がとれたのを思い出しました。
このバンドはその後もヒットを飛ばし、いったん解散するも2011年に再結成しましたが、2014年にジョンが肝臓癌で他界してバンドとしての活動に終止符を打っております。
かんたんに曲紹介しちゃいます
さてこのデビューアルバム「Play Deep」の第一弾は1曲目の”Say It isn't So"。あまりヒットしませんでしたが、自分としては好きな曲で、さわやかな日曜日の朝にドライブするのに最適。アイロンをピシッとかけたワイシャツを着てブルージーンズを履き、世田谷にある彼女の家に車で迎えに行く、なんて時代を感じさせる妄想をしてしまいます。
ヒット曲である”Your Love"、"All the Love"、"Everytime You Cry"だけでなく、ポップなギターサウンドが散りばめられています。
5曲目の"61 Seconds"、6曲目の"Mystery Man"が軽快で堅実なポップロックかと思えば、9曲目の"Taking My Chances"はメロディアスな広がりを見せて、最後の"Nervous Alibi"はそれを受けて壮大なバラードになっています。
(もちろん、3ピースバンドでできる範囲ですが、、、)
あとこのアルバムのよかったのはジャケットです
ピカソやミロを彷彿させるジャケットは当時LPで買って、壁に飾っておくとなかなかのアートでした。引っ越しの際に売ってしまったのをいまさらながら後悔しており、結局最近CDで買い直してしまいました。
最後にヒット曲"Your Love"は、自分の彼女が遠くに出かけている間に、別の女性に告白しているという浮気の歌です。
てなわけで、一度きりの人生
俺も楽しんじゃおうかなって、変な妄想中のたーさんでした(終)