たーさんブログ

自分の人生を再構築したがっているおっさんのつぶやき

おなかは空いています。でも何を食べましょうか?

こんにちは。

 

今私はお腹が空いています

これがはっきりしていれば、何か食べなければいけません。

ただ何を食べたいのか、いまいちはっきりしていないときってないでしょうか。

「和食にしようか、中華にしようか、あるいは洋食に、、、」

 

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 おそらくレストランに行けば、メニューを見て、

「これ、おいしそうだね」

って、食べたい料理が決まるんじゃないでしょうか。

あとはオーダーして、料理が出てくるのを待つだけです。

コンビニ弁当も同じですよね。

「腹減った」

という漠然とした悩みはあっても、コンビニでこれを買って食べようという明白な意志をもって行くことはあまりないかもしれません。

到着して、商品を見て

「今日はカップラーメンの気分だな」

とか

「今日は栄養を考えて幕の内とサラダにしよう」

なんて、弁当を手にとってレジに向かうのが普通だと思います。

 

さて、自炊の場合はどうでしょうか。

この場合は、何を食べたいのか、そして何を調理するのか決まっていないと始まらないでしょう。

今日は鳥のから揚げを食べたいと決まれば、

スーパーで鳥のもも肉を買って、

衣の材料を買って、

そして家に戻ったら調理開始です。

肉の下味をつけて、衣をつけて、そして揚げていきます。

もちろん、から揚げだけだと寂しいので、ご飯を炊いたり味噌汁を作ったり、サラダを添えたりしますよね。

 

さて、昨日の夜、ふと人生の目標って料理と一緒だなって思いました。

会社に勤めていれば、会社の目標というのがあって、それが自動的に我々社員の目標となってしまっています。その会社の目標に向かって、やるべき仕事はすでに決まっていて、私たちはその部署に配属されたら、そこの仕事をやることになります。もちろん、その仕事内容を個人のアイデアで少し変えていくことも可能かもしれませんが、基本的にはその部署の範囲を越えることはありません。

将来を楽しく過ごすという漠然とした希望、期待をもって、お金を稼ぐために会社に入ります。おなかが空いたので満腹を得るために、レストランに入るのと一緒です。

私たちの食事はその段階で、つまりそのレストランが何屋さんかによって決まってしまいます。メニューを選ぶ段階で多少の自由はありますが、それは会社での私たちの仕事と一緒で、すでにある程度決められてしまっているのです。

もちろん、やるべきことが決まっているので、何をするべきか深く悩む必要はありません。料理が来るのを待っているのと同様に、考えずに反射的にルーチンワークをこなしていけばいいのです。

違うところは、レストランでは料理の値段に対してお金を払いますが、会社では仕事の報酬として給料を受け取ります。

しかし、支払いにしても給料についても、決めるのはレストランであり、会社なのです。

あまり美味しくないのに高い値段が設定されていても、

かなり仕事をがんばったのにブラックな会社で給料が少なくても、

自分ではどうしようもないところが大部分です。

 

 

一方自分で起業した場合はどうでしょう。

会社を経営しているときも、フリーランスとして働いているときも、自炊しているときに似ていると思うのですが。

 

ある程度自分の好きな材料を使って、好きな作り方で料理を作れます。

ただ高い食材ばかり使っていると、お金に困ることになります。

 

いつ作っても構いません。時間に追われることは会社勤めほど厳しくないと思います。

ただ餓死する前に食べないといけません。

 

何品作ってもだれも文句は言いません。

ただ量が少なかったりすると、困るのは自分自身です。

 

最終的に美味くできていようが、まずくできていようが、全部に自分に返ってきます。

吐きたくなるような料理ができてしまうかもしれませんが、その一方で新しい味の発見があるかもしれません。

 

さて、私は今お腹が空いています。

ファミレスに行って食べてくることも可能です。

でも、そろそろそういった味付けには飽きてきました。自分で何か調理してみたい、そんな気になっています。

材料はなんとなくそろっていますが、まだ下味を少しつけたところです。

「さて、何をつくろうかな?」

正直、何を料理するのか、これから決めるところです。

 

以上たーさんでした(終)