こんにちは。
もうすぐ春ですね!
(おいおい、いきなりキャンディースかよ)
(古っ!!)
桜はまだまだですが、今年こそはぜひ桜を堪能したいと思っています。
どちらかというと、花より団子ですが!?
先日、うちの父親が同窓会に行ってきたそうです。
(唐突ですみません!)
うちの父親は戦後直後の生まれで70代です。
ですので、その年代が集まる同窓会ですので、(失礼ですが)年々参加者は減っているそうです。減っている原因はご想像にお任せしますが、とにかく幹事の当番が早くまわってきてしまうので結構面倒だと言っていました。
その歳になると、同窓会というものは近況報告会の役割でしかなく、担任の先生を呼んで昔話に花を咲かせることは難しく、「昨年はだれだれが亡くなった」とか「自分はここで手術を受けた」とか「最近物忘れが激しくなった」とか、そんなげんなりするような話ばかりだそうです。
うちの父親の言葉を借りれば
「病院の待合室みたいだよ」
だって!!
ただそれでも、苦労した時代を乗り越えてきた友と、後輩の営む小料理屋で酒を酌み交わすことが懐かしくいいのだそうでう。
過去の自分の同窓会では、どうだったのか思い出してみました。
学生を卒業して社会人に成りたての頃
「つ〇八」とか「村〇来」とかそんなチェーン店の居酒屋の奥の座敷を貸し切りにしてもっぱら乾杯はビール。ただすぐにジントニックとかファジーネーブルとかに。まだあまりビールをうまいと思わない時分。中にはカルーアミルクとか飲んでいる輩もいたな。
ちなみに自分はずーっと男子校でしたので、残念ながら女子の参加はありません!
当然女子がいなければ話は修学旅行のときとほぼ同じ。「高校のときは実はどんな子と付き合ってた」とか「バレンタインにはチョコをいくつもらったっけ」とか「菊池桃子のライブよかったよね」とか。
そしてそこから発展して「今付き合っている子と結婚するのかどうか」とか「就職が決まって今忙しい」とか、、、
つい数年前の話を笑い話として思い出し、どんだけ笑いをとれるか。そして現在を楽しみながらも明るい未来が来ることを信じて、お互いまた会おうなんて言っていたような気がします。
あるいは作り立ての名刺交換をしながら、友達の会社名をみてなんとなく自分のと比較してみたり。
ただその頃は同窓会に行っても、結局学生時代に仲良かった連中と話していることが多く、また参加できない職場での立場上参加できない同級生も多かったので、結局数人としか言葉を交わすことがありませんでしたね。
30過ぎてからは
早くも体型が崩れてくる人が続出!
仕事柄おいしいお店を知っている仲間が大勢集まれるような(結婚式の2次会でよく使うような)飲み屋をセッティングしてくれていました。
少し参加メンバーも増えて(30人くらいかな)、お互いのおなかをさすりあったりしていました。容姿の変化で相手がだれか分からず、探り探り会話してみたりして。
「結婚して新婚生活がどうだ」とか「海外赴任してちょうど戻ってきたときなんだ」とか「今でっかいプロジェクトを任されていて、今日もこのあと新幹線乗るんだ」とか、また早いやつは「子どもが生まれてかわいい」というのろけ話をしていたような気がします。
内容的には今の状態がどうなのかという現状報告で、名刺交換しながらもビジネスのことを考えて、ちょっとした昔話からはじまって結局は仕事上のつき合いを約束したりもしていました。
そしてつい先日40過ぎてからの集まりでは
男子校の飲み会なのでオッサンばっかでした。
同窓会という垂れ幕がなければ、新橋の飲み屋といっしょ!!
学生時代あんなにかっこよかった奴が、一番太っていたり、一番禿げあがっていたり。
スーツ姿で来るやつも多く、ジーパンで来る人は圧倒的少数派。
「子どもの受験が大変だ、習い事をどうしてる?」とか「仕事が疲れた、この先どうしようか考えている」とか、、、
この歳になると、いきなりおっぱいをもまれることもなくなりましたね(笑)
ここではじめて担任を呼んだりして、その老け具合に驚いたり。学生時代の昔話がみんな記憶があいまいなので、少し盛ったりしながらひさびさに爆笑したりしていました。職場や家庭にストレスがたまっているので、一種の逃げ場みたいな状態になっていましたね。
ですので、2次会にも結構な人数でだれかの行きつけのスナックに行ったりして、水割りを飲みながら、学生時代にあまり話したことがないようなやつと意外に話が盛り上がったり。
突然誰かがカラオケで「ZIGGY」を歌いだして、椅子の上でツイストしたり。
そして酔いがまわってくると、会社の上司の愚痴やできない部下の教育について熱く語ったり、妻への文句だったり、時にはゲスな話だったりしていました。
まあ、このままいくと、今度の同窓会もなんとなく予測がつきますが、やっぱ楽しいですね。男子校の仲間が集まると、共学の同窓会とは当然趣きが違いのでしょう。
誰かすごいことをしでかす奴はいないのかな?
さらに歳をとると、そろそろ人生の集大成。
「フランスに別荘を買った」とか「株で資産が1億を超えた」とか「離婚して、ひとまわり下のかわいい奥さんをもらった」とか
そんな話をしだす奴もいるんではないでしょうか。
いやいや、それではちょっとした驚き程度で済んでしまいそうですが、だんだん幸せ格差がちらほら見えてくるのでしょうね。名刺交換すると、肩書がすごいことになっていたり。
さて、話を元に戻します。
父親の同窓会での話です。その場に参加した方々が話して出た結論としては、
「結局こうして一応元気に集まってバカ話をできることが幸せ」
なんだそうです。
かつては銀行の重役クラスだったり、大手会社の副社長だったりした人も、退職して70歳すぎたら、ただの人。
金をたくさん持っていても、病いを患って病院通いだったりするよりは、そこそこの財産しかなくても、健康に暮らしているもん勝ちだそうです。
なるほどね、奥が深い!!
俺も健康な体を手に入れよ!ただ貧乏な上に不健康っていうのは、すごくかなしい
なんて思ったたーさんでした(終)