たーさんブログ

自分の人生を再構築したがっているおっさんのつぶやき

断捨離は少しやってみたけど、その効果はどうなの?~服を断捨離してみました~

こんにちは。

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昨年から自分の中で「断捨離」宣言してみましたが、なかなか時間が作れずに全く進んでいません。

断捨離って、口では簡単に言えるけど、なかなかうまく実行できないものですね。みなさんは、いかがでしょうか。

本屋に行くと、「断捨離」だけでなく「片づけ」「整理整頓」とかそれらしきタイトルがズラリと並んで、私もいくつか買って読んでみました。読むと、一見簡単のように思えてしまうのですが、実際断捨離を決行してみると、迷って捨てられない「グレーゾーン」の物ばかりで、ほとんど捨てられず。逆に箱に入っていたものを拡げすぎて、部屋が散らかってしまいました。

というわけで、その散らかった部屋を少しきれいにしましたが、結局自分のダイエット同様に一進一退の状態。

一体、「断捨離って効果あるの?」というように、自分ができないことを棚に上げて断捨離そのものを疑うようになってきました。十分物に囲まれていても生活できるし、逆に物があると安心感が芽生えるんですよね。

実は断捨離に成功した箇所が自分の部屋にあった!

そうなんです。最初のころ、つまり気分が乗っていたときに断捨離を行った場所があります。それはクローゼットなんです。

自分の着ている服をかけている場所、果たしてそこは断捨離をして数か月、効果はあったのでしょうか。

実は、服については断捨離の効果があったんです!

今、この記事を書いていてあらためて驚きました。

 

昨年夏ごろにクローゼットが満杯になり、ハンガーをかけていた支柱が曲がってきたので、これはまずいと思い、以後来ていた服やその後出番となった秋冬物のコートを床や椅子においたりしていました。秋ごろまでにみるみる服の山が部屋の隅にできあがり、そのうちに本、給料明細などの大事なものがその間に挟まってしまい、いよいよ危険地帯になりつつあったところで、断捨離をすることにしました。

 

このブログの内容的にも「断捨離ブログ」を兼ねていたので、それも断捨離を行うきっかけになりました。

 

ただクローゼットから服を全部出して拡げるという俗にいう「断捨離祭り」はしませんでした。飽きっぽい私の場合、途中でやめてしまう危険性が十分にあるからです。

秋に夏物、ユニクロ物の処分

まず秋だったので、夏物を優先的に処分しました。半袖のシャツで少し高価なブランド物はクリーニングに出し、数年前からあった「ユニクロ」物は処分。

ユニクロに持っていくとリサイクルになるということを知っていましたが、リサイクルにこだわっていると、なかなか処分できないので捨てました。襟部分がヨレヨレになったTシャツや、襟や袖部分が擦れているシャツもゴミ袋に直行です。

過去の栄光にすがるな

次に着れるかどうかです。いつかダイエットに成功したときのために、かつての「栄光の時代」の服をとっておりましたが、それから早10年。10年前の服なんていまさら着れないでしょう。シャツは胸やお腹が邪魔してボタンをしめるところまでいかないし、ジーンズは膝のちょっと上までしか上がりません。万一やせたときには流行はすでに変わっているし、きっと新しい服を着たいと思うので、そのときにまた服を買えばいいのです。下手すると、一生そのような「栄光の時代」は戻ってこないかもしれませんが、、、

これらを処分することでクローゼットと大きな衣装ケースの半分は空きました。すでに大きなゴミ袋3個が玄関に置かれています。

衣装ケースの隙間には半袖のシャツやTシャツなどの夏物がたたんで入れられました。

スーツは上下揃っていないと意味がない

続いて、スーツ類。普段職場では制服なので、スーツを着ていくことは全くありません。ただ時々会合やセミナーがあるときはスーツが必要になってきます。

実はスーツも何着かありますが、まともに上下そろっているのは1,2着だったりしました。ズボンの方は太りだしてから履けなくなったり、お辞儀した瞬間に尻に亀裂が入ったり穴があいたりしているので(漫画みたい)、着れるのは上だけなのです。ところが全部似たような黒やネイビーだったりするので、いざ急な用事があって着なければいけないときに「神経衰弱」状態となることがたびたびありました。

「神経衰弱」状態とはトランプのアレです。一度セミナーに行くときにスーツを着て玄関に立ったとき、「あら、面白い格好で行くのね」と妻に声をかけられたことがありました。上は黒の薄いストライプ、下はネイビーで、暗いところでは分かりにくいのですが、明るい中に立つと明らかにおかしい!あわてて着替えたことがありました。

スーツも値段に関わらず上下揃っているのだけを残して、すべて処分しました。スーツ分がなくなるだけでも、クローゼットはだいぶ空きました。そうすると、床に放り投げてあった洗濯したばかりの長袖のシャツがきちんとしわをのばされて、ハンガーにかけられたのです。そしてズボンも同様に。

そして床にスペースができました!!

 

まだまだ捨てられるそうな物はあったのですが、部屋の服の山がなくなったところでいったん終了。全部いっぺんにやろうとするなんて、無理をしてはいけません。気分が乗ったときにまたやればいいのです。

 

 

さて、数か月経った今、何が変わったのでしょう。

当たり前の習慣が身についた

まず今までは床に放り投げたり、椅子にかけていたりした服がきれいに全部クローゼットの中に納まっています。帰宅したら、脱いですぐにハンガーにかけるという当たり前の習慣が身に付きました。

服をかけるスペースがあるから、服をかけられるという、当然の状態が今まではなかったのです。

曲がった支柱は仕方がありませんが、今の重量ならば常識の範囲なのでこれ以上に曲がることはないでしょう。

シャツはハンガーにかけるとしわくちゃにならない

すべての服をハンガーでかけてもまだスペースがあるので、シャツも無理に押し込んでしわくちゃになることはありません。毎回シワシワのシャツを着ることはなくなり、朝も気持ちよく出かけられます。

コーディネートができるようになる

自分の服が一目で見渡せるようになると、服のローテーションについても考えるようになります。今までは服の山の中から毎朝選んで着ていましたが、そうすると2,3日に一度同じ柄になったりすることもしばしばありました。時に山をひっくり返して、一番下にあったシャツを着たりするという工夫もしましたが、当然シワシワでした。

それがハンガーにかかって自分のシャツをきちんと見渡せるようになると、選ぶことができるようになるのです。ズボンもセーターも同様です。変な色の組み合わせで、服を着ることがなくなりました。いわゆるコーディネートってやつですか。

服の無駄な出費がなくなった

そして、一番大切なところでは新しい服を買うことがなくなりました。ちょっと前までは服がない(山の中にある)という理由で、ユニクロに行ってシャツを買ったりしていましたが、実は十分に着る物があることがわかりました。あれだけ処分してもまだ十分に着る服があるので、買う必要がありません。買ったのはいいけど、包装から出していない服が山の下の方にあったりしました。

服に使うお金が最近大幅に減りました。節約というか、いかに今まで無駄なお金を使っていたかということです。

というわけで、断捨離の効果は十分にあったと思います。

まとめ

服の断捨離を実行してみたところ

  • 収納スペースを確保できたので、片付けやすくなった
  • 床や椅子の服の山がなくなり、スペースができた
  • 毎回服をかける習慣ができた
  • シャツのしわがとれた
  • 自分の服の選択肢が増えて、コーディネートできるようになった
  • 無駄な出費が減って、節約できるようになった

 

この記事を書きながら、断捨離効果に我ながら驚いています。今までなぜ当たり前のことができなかったか。それは「負のスパイラル」に陥っていたからなのでしょう。

これを契機にまた自分の体を含めた断捨離を再開したいと思います。以上たーさんでした(終)