こんにちは。
今年は何をしたいの?
年が明けて、
今年1年間自分にもっと自由時間があれば何をしているか
ということを考えてみました。
・料理を習いたい、美味しい料理を食べたい
・ギターを習って、弾き語りできるようになりたい
・ブログの世界を広げたい
・一眼レフカメラで、きれいな風景をとりたい
・筋トレして体を鍛えたい
・古典を読破したい
・部屋をきれいにしたい
etc
正直この7点まではすんなり出てきましたが、それ以降はすぐには思いつかなかったのでetcとしました。今年1年に始めたい、あるいは達成したいということで挙げたのがこの7つの項目です。
こうして書き出してみると、たいした内容ではないのです。
(ちっちゃいけど、でもやってみたいよね)
・起業する
・世界1周旅行をする
すると言った膨大な時間と莫大な資金を必要とするような項目ではありません。
(いずれはやってみたいと思うけど)
(いずれと言っているうちはやらないよね)
では、1月も半ばに差し掛かった今になって、
なんで手をつけていないのですか。
今自分自身に上の質問をして、「そういえばそうだな」と思ってしまいました。
(ブログは自問自答にいいツールです)
活字に起こすと非常にわかりやすいですね。
まず自分の時間の使い方を分析してみます
次に何が自分の行動に”歯止め”をかけているか考えてみました。
・仕事
・雑用(買い物など)
・子育て
・食事・入浴
・睡眠
実際1週間のうちに、これらの項目がどれだけ自分の時間を奪っているのでしょうか。
24時間×7日間=168時間ありますので、そこから各項目ごとに引き算をしてみます。
睡眠は最低6時間はほしいものです。
諸説あって、7,8時間は必要なんていうのもありますが、自分の場合は6時間前後には目が覚めてしまいます。どんなに眠くなくても、翌日の起床時間から逆算して就寝時間を設定することは大事。
睡眠時間6時間×7日間=42時間/週→残り126時間
食事に1時間かけるかどうか。ただし、調理をする時間を含めると大体これくらいでしょう。特に凝った料理を作らなければいいだけ。
食事1時間×3回/日=21時間/週→残り105時間
入浴の内訳は朝シャワーと夕の風呂です。
入浴30分(朝シャワー5分、夕風呂25分)=3時間30分/週→残り101時間30分
雑用とは買い物とかゴミ捨てとかなどがそれにあたります。果たしてそれに2時間もかけるのかどうかということになりますが、とりあえずです。
雑用2時間/日=14時間/週→残り87時間30分
一番時間のウェイトが高いのは仕事です。残業があることも多いので、しっかり読めませんが、ざっと1日12時間程度でしょう。仕事の中には通勤時間も含んでおります。
仕事:12時間×5日=60時間/週→残り27時間30分
最後に
子育て:3時間×7日=21時間/週→残り6時間30分
結構、それぞれの項目についてこのようにやや時間を多めにとりました。
最後の子育てにかける時間が1日3時間で十分なのかというところは賛否両論あると思います。ただ一緒に風呂入ったりするなども含めれば、もう少し長くなるのでしょうか。
ただそれでも1週間で「6時間半」自由時間があるはずです。
1日にすると約55分です。たしかにそんなのアッという間だよって言われるかもしれませんが、それでも1週間で6時間半、4週間で26時間、1年間で312時間=13日間です。ほぼ2週間の何も用のない時間があるはずなんです。
もちろん仕事や雑用をもっと効率よく終わらせれば、もっと時間ができます。
ではなんで何もはじめていないのか
ではなんで今の今まで、何も手をつけていないのでしょうか。
・仕事が忙しいから
(たしかにあるかもしれないけど、昼寝をしているときもあるよね)
・子育てにへとへとで
(うそつけ)
・いろいろと用事が重なって
(いったいなんの用事?)
そんな理由を言ってきたように思います。
本当にそうなんでしょうか。
こうして書き出してみると、多めに見積もっても時間は余るはずなんです。
時間についてきちんと管理ができていないというのも、一つの原因なんでしょうが、
一番大きな要因は、「やろうとしなかったから」ということなんでしょう。
「金がないから何もできないという人間は、金があっても何もできない人間である。」
という名言があります。
当然、これは時間にも当てはまります。
要は何かをはじめようという本気のやる気が必要なんです。それを何かしら得体のしれない感情がじゃまをして、何も手をつけられずにいるということなんです。
たいていのことは20時間で習得できる
ジョシュ・カウフマンという人が
「たいていのことは20時間で習得できる」
という著書(あるいはTED)で述べています。
プロレベルでなくていいのであれば、20時間まず集中して取り掛かれば、それなりにできるようになると。
この人はウクレレを弾きながら歌を歌いたいと思って、20時間で大勢の聴衆の前で披露できるようになるまでになっています。
(これはびっくりです)
著書の中で、物事を習得するには、この20時間を4段階に分ける必要があるとしています。(カッコ内はウクレレの場合です)
・分解:スキルをできるだけ細かいサブスキルに分ける(ウクレレの場合はコードを覚える、左手と右手の動きなど)
・除去:必要のないサブスキルを省く、練習の邪魔になるような障害を除く(曲に必要のないコードは覚えない、邪魔の入らない就寝前の時間を練習に当てるなど)
・練習:必要なサブスキルを最低20時間練習する
これでこの方ははじめてウクレレを触ってから5時間後に最初の曲を弾けるようになり、10日後にその曲を大勢の人の前で演奏していたのです。
(詳細はTEDの中で)
The first 20 hours -- how to learn anything | Josh Kaufman | TEDxCSU
もちろん、これをすべて真に受けることはできません。この人と私では環境も生活スタイルも違うわけですから。ただ参考にはなります。
私の場合、7つ項目を挙げました。もし最低20時間それぞれの項目に当てるとしたら、140時間計算上必要になります。140時間というのは6日間弱です。
つまり1年間のうちに自由時間として与えられるはずの13日間の半分の時間でこれらすべて習得可能となります。
これを書いているうちになんかいろいろと始めたくなってきましたね。
時間を計画立てて使いましょう。そして何よりもまずはじめてみましょう。
以上、前日食べ過ぎて胃もたれで目を覚ましてこれを書いているたーさんでした(終)