たーさんブログ

自分の人生を再構築したがっているおっさんのつぶやき

ブチ抜く力を俺に与えてくれ!~与沢翼さんの「ブチ抜く力」を読んで~

こんにちは。

 

最近、「何事も極めることが大事」と痛切に思うようになりました。

この歳になっても、自分の中で他人と比較して秀でたスキルがないことに、やっと気づき、そして悔いるようになりました。

本当はもっと若い年代でそのことに気づくべきだったのでしょうが、おそらくその時はちょっとした成功体験に有頂天になってしまい、狭い世界の中で自分の立ち位置に満足してしまい、広い世の中にはそれ以上の成功を手にしている人間がいることも夢に思わなかったのだろうと思います。

結果、非常に平均的なスキルしか手に持たず、突出したセンスも才能もないまま、今の今を迎えています。

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 ここからどうすればいいのか、あるいはどうあるべきなのか。

 

世の中で巨大な成功を収めた方々の体験談を読んだりすると、やはり違うのは何事も中途半端ではなく、トコトン突き詰めていることです。

「何に対してもオタクであれ。」

オタクというのは世間ではネガティブな印象でとらえられていますが、好きなことに自分の時間を自由に使って集中して取り組むということでは非常にいい意味と考えます。

残念ながら、40代後半になるまで自分はそのような経験、体験をしたことがありませんでした。

一つの物事に対して心身ともに向き合い、こうしたいという好きな方向性に則ってやり切ったと思える瞬間を作ること、そんなことを今までにやったことはありませんでした。

自分の場合、たいてい中途半端に終わってしまうことが多く、3日坊主癖がついていたのです。

そのために、結局何も手に入れることはできませんでした。正確に言うと、手に入れていても、それは武器として使うような代物ではなかったということです。

運動するために用具をそろえたり、資格をとるために本を買ったりと準備まではある程度やってきたし、目標を立てたり計画表を作ったりもしました。しかし、やり始めて割と初期の段階できつくなって、何かをきっかけにあきらめてしまうことがほとんどでした。

ダイエット、マラソン、語学の勉強(ハングル語、スペイン語、フランス語)、自分の仕事においても同様で、いろんなことに興味をもってやってみました。

古くは中学の部活動もそうだったような気がします。バスケットボール部に入部してから、実際にユニフォームを購入して1試合出ただけでやめてしまいました。膝が痛かったというのが表向きの理由ですが、試合に出れるようになって練習がその分きつくなったからというのが本当の理由でした。情けないやつです。

なぜ長続きしないのか。

先日与沢翼さんの新刊(「ブチ抜く力扶桑社)を購入し読み始めました。

実は、ついさっき仕事の合間にものすごい集中して、3時間で読み上げました。

すごく為になります!

 

その中には自分の納得のいく答えが書いてあったような気がします。

自分がなぜ何をやるにしても中途半端なのか。

この質問に対しての答えは以下の通りです。

・目標設定がだいぶ先にあるということ

・スタートダッシュにおける集中力が足りない

ダッシュすべき道から逸れるような誘惑に弱い

この3つの答えが当てはまると思いました。

 

目標の時間設定は短く。

本によると、目標の時間設定は短くした方がいいということです。。

もちろん、中長期にみてドンと構えて評価するような分野もあります(お金の投資など)。しかし、自分が先に挙げたような分野については、より短い期間に達成できた方がよいのです。

与沢さんはダイエットに挑戦して2か月で22kg減量できたそうです。このやせ方は極端だったとしても、例えば「10kgの減量を1年後に達成する」とう目標と「10kgの減量を3か月で達成する」という目標では、どちらがすごいかというと、当たり前ですけど後者でしょう。みなさんも、後者のダイエット話はぜひ聞いてみたいと思うでしょう。周りから見ても短期間で目標達成することは価値のあることなのです。

 

また目標を1年後と定めたとして、その1年間のうちには、どこかにやはり納涼会だの忘年会だの誘惑が絶対あるだろうし、どこかで気持ちが折れて「今日だけはいいだろう。明日からまた真面目にやろう。」なんて気が緩む瞬間は必ず来ます。そして、一度折れると、なかなか元に戻ることはできなくなってしまいます。これが結局リバウンドのキッカケになるのです。

そう考えると、短期間集中で物事に取り組んだ方が絶対にいいのです。たしかに食事を制限するとか、しっかり運動をすることは苦しいことです。しかし、そんな苦行も短期間であれば、多分乗り越えられると思います。

 

スタートダッシュが大事。

先日スタートダッシュの話をしたと思います。

 

www.taosanblog.com

 

何かいいアイデアを思い付いたら、すぐにやり始めて、そこに自分の持てる時間をたくさんつぎ込み、集中してある程度のところまでやり続けるということです。

実は与沢さんの本を昨日読み始めたのですが、自分が数日前に書いたことについて、よりわかりやすく書いてあったので、びっくりしました。

まあ、当たり前のことを自分は言っていただけなんですけどね。

とにかく、自分の頭の中でこうしたいという企画があったら、すぐに躊躇せずに実行に移すことが大事なのです。始めないことには、何が必要で何が大事かわからないですし、うまくいくかどうかも開始してみないとわかりません。たいていの場合は、先を少し想像しただけでダメと判断したらやめてしまいがちです。しかし、その判断のベースとなっているのが今までの自分の経験、体験であり、実際やっているわけがないので、ダメという判断はあくまでも自分の想像の範囲でしかないのです。つまり、そんなのは机上の空論であり、それがもとでやらなければ、それは人生の上ですごく損をしていることになります。すごく美味しいものが目の前にあるのに、食わず嫌いで食べないようなものです。

もちろん、トライしてみて失敗することもあります。しかし、そこでなぜダメだったのか反省して、再チャレンジすることが大事なのです。つまりPDCAをかけることです。

問題は、その失敗した瞬間に半ばあきらめムードになってしまい、再チャレンジを先延ばしにしてしまうこと。おそらく、先延ばしした瞬間に次の機会はないと思っていいと思います。大事なことは、失敗してもすぐにPDCAをかけて次のトライを間髪入れずに行うことです。つまり、走り始めたら、ある程度やりたいことが形になるまでPDCAを鬼速でまわしてやり続けるのです。

 

 

今回ブログ100回連続更新(たとえが稚拙ですみません)を行ったときも、時に日付が変わる直前に本当に短い記事を書くこともありました。もちろん、そのような記事ばかりでは、読者が減ってしまう可能性も十分にあります。しかし、短い記事でも毎日更新していれば、読者の期待を裏切らず、それできちんとPVが増え続けることがわかりました。ならばと帰宅してから記事を書くと遅くなってしまうのであれば、スマホを使いながら帰宅途中に記事を書き上げるようにすればいいとし、以後なるべく余裕をもって記事を作るようになりました。

たいていの人は最初の数記事で断念してしまい、結局ブログを書くという行為から脱落してしまいます。そうならないためにも、とにかく一定期間書き続けることで、文章を打つことも文章を作ることも慣れることが大事であると理解しました。そして、その結果何かしらネタを見つけることも、自分の身の回りを注意深く見つめなおすことでできるようになってきました。

今後は昨日の記事にもあるように、次のステップをめざしていこうと思いますが、それもここまで書き続けなければなかったことです。

事実、昨年秋ぐらいまでに100記事強書いていましたが、その直前の更新はかなりサボっていました。実際ブログ書く時のモチベーションであるPVアドセンスの収益なんぞは、ほとんど初期のころから変わらない程度で推移していました。1記事あたり3,4時間もかけて書いて、この程度かと正直投げ出してしまおうと考えていました。しかし、100日連続更新をめざしてがんばって、この3か月間でPVも収益も、あと読者もはてなスターも少しずつではありますが、増えてきた結果をみて、これはトコトンやればもっといけるかもという気持ちになってきたのです。

 

敵は様々な誘惑。

さて、何かを行うときに、誘惑や邪魔になることはとにかく排除すべきということはいろんなビジネス書に書かれています。

それは飲み会の誘いだったり、電話やスマホだったりするわけで、可能な限りそれらを排除することが必要です。要は自分にとって意味のないことは、結果自分の時間を奪うだけなので、トコトンそれは除けるべきなのです。

しかし、自分の場合は周りの動向を気にする性格、ある意味自意識過剰であるのが災いして、何かにとりかかってもすぐにそちらの方に気が散ってしまいます。それに対応してあげるのが、人として優しいと思ってしまっていました。

たしかにそうなのかもしれませんが、いい様に利用されていただけなのかもしれません。いや、絶対に利用されていたはずです。

その結果、飲み会に行くことで体重は増えて散財して時間を失うし、飲みすぎて肝臓を悪くしてしまっています。電話やスマホにいちいち応対することでいらない仕事をしなければいけない羽目になったり、いらん要件を聞いてしまったために心配になって仕事が手に着かなくなったりすることもありました。ブログの更新のときも、飲んで潰れて寝落ちしていなければ、今も連続更新できていたはずです。今となって悔やんでも悔やみきれません。

 

今年は50歳になる前の悪あがきの年にしようと考えています。年初にいろいろと目標を立てて、いろんなことにチャレンジしようとブログにも書きました。

ただ今のところ、どれも中途半端に終わる危険性が無きにしもあらず。

すでにいくつかは目標を作って始めていることもあるので、まずはそこからトコトンやり抜くようにしていきたいと思います。

自分で短く制限時間(期間)を設定して、スタートダッシュを決める。そして、襲い掛かる誘惑を撃退して、自分の欲しい物を手に入れる。

これが今年の一番大きな枠となる目標になるでしょう。

 

以上たーさんでした(終わり)

 

今日も一日お疲れ様でした。

またお読みいただき、大変ありがとうございます。

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