少し前からto do listを兼ねて日誌をつけるようにしている。
最近これが結構大事であることに気づいた。
朝に書くこととして、今日1日何をしようか
あるいは
仕事をしたら、何をしてその結果どうだったか
ということを日誌に書くことで、後になって確認することができる。
その確認作業で、自分の経験したこと、あるいは勉強したことをきちんと頭に刷り込むことができるのだ。
ちょっと前までは、「あのときどうだったっけ?」
と思い出すのに、頭をフル回転させなければならなかった。
この時間がすごく面倒だし、忘れっぽいことが目立ってきた今日このごろ、そのエピソード自体を忘れてしまっていることが多い。
ただこうやってその都度、メモみたいに考えたこと、やったことを書き留めておくと何かしら便利なのだ。
さらには、何かをやったという充実感さえ湧き上がってくる。
ということで、「時間を有効に使おう」ということから始めたこの日誌の記載。
スマホのカレンダーにポンポンと打ち込むだけでいいので、非常に手軽だし、簡単に見返せる。
もちろん、日誌の内容としては、大したことでないので、はずかしい限りなのだが。
5:30起床
シャワーを浴びる
コーヒーを飲む、今日はブラックにした
今日の予定を確認
6:00自宅を出発...
ざっとこんな感じである。
ところどころに気づいたこと、思いついたことを挟みこむ。
スライドの作成を昼までに仕上げるとか
コーヒーの勉強をするとか
通勤のときに聴く音楽をプレイリストにまとめるとか
先日のセミナーの内容をパワーポイントにスライド作成するとか...
to do listでもあり、スキマ時間にやりたいことでもある。
もちろん、近い将来にしたいことを書いたりもする
今年の目標として投資信託で500万円貯めるとか
本棚の2段目に買っておいた本をすべて6月までの読了するとか...
例えば、本を読んだ感想なんかも書いてしまうこともある。
大事なことは、経験したり勉強したりしたら、すぐにその場でスマホに打ち込むのだ。
まあ、こんな感じで自分本位の内容を記載している。
ところで、最近その日誌を見返して気づいたことがある。
これまでは、正直見返すこともなく、書きっぱなし状態だったが、やはり復習は大事と思い、先日3月分を読み返していた。
1日起きたこと、考えたことが箇条書きになっている。
ほとんどの場合、前述したように、朝から昼にかけてはしっかり書いているのだ。
その都度コンビニでいくら使ったかまで、細かく書いている。
ところが夕方から夜にかけての記載が非常に寂しい。
あまり書いていないというか、ほぼ空白の状態なのだ。
尻切れトンボ状態!
あの日の夜はいったい何をしていたのだろうか?
そうなんだよな。
まさにその日誌が竜頭蛇尾的な状態であることが示しているように、
夕方仕事終わりから帰宅して寝るまでは、時間を有効に使えていないような気がする。
日誌を書いていないから、夜の時間を有効に使えていないのかもしれない。
逆に夜の時間をダラダラ過ごしているから、日誌に書きようがないのかもしれない。
ならばがんばって、夕食後はこのようなことをしようという記載をすれば、
有意義な内容で行動していたのだろうか?
可能性はある。
書くことで自分の気持ちをセッティングすることができるのだ。
夕食後の計画をきちんと練っていれば、
いや、せめて3つくらいの項目をto do listに挙げていれば、
そのうち1つは計画通り片付けることができていたかもしれない。
それが自分の成長である。
この原理で行くと、週末の非常に怠惰な自分の過ごし方は、同じことが原因だと考える。
日曜日をどのような計画で、どのように時間配分して過ごしていくか。
自分のための時間、家族のための時間をどうするか。
それをきちんと予定通りに遂行できたときに、充実した週末になるのだろうが、
日誌をつけていない時分は、実際なんの計画もなく場当たり的に週末に突入してしまい、気づいたら長時間昼寝しているか、だらだらとゲームして気づいたらサザエさんという感じになってしまっている。
この原理が自分の人生にも当てはまると考えると、恐ろしい!
やはり、1日が終わるまで、あるいは1週間が終わるまできちんと日誌をつけて、
そのときの自分がどのような気持ちで、
どのように行動しようと思っていたのか、
きちんと書き留めておくことが大事。
つまり、自分を見つめる時間を作るということ。
そして、それができれば非効率的な1年、無駄の多い人生を過ごすことも少なくなるのではないか。
どうだろうか?!
今年で50歳。人生100年計画として折り返し地点。
そろそろ人生を充実したものにするために、今まで学んできたことを有効に使わねば。