野生動物の中にはリスのように、「貯食」つまり全部食べ切らずに木の実などを巣に蓄えるものもいます。こんにちは。
体が冬支度をはじめたたーさんです。
(冬眠前のくま化しております)
「腹八分目に医者いらず」
まさにその通りで、長時間の過食、簡単に言えば食べ過ぎは健康によくないことはみなさんも知っていると思います。
ただ残念なことに私のように太っている人、食べ過ぎている人の中には、どの程度が腹八分目なのかわからないというのが当たり前なのです。美味しそうな食事が目の前にならぶと、いくらでも食べられるという錯覚が起きてしまい、ズボンのボタンがはじけそうになってはじめて食べ過ぎていることに気づくのです。
それは人間の本能!?
食事が目の前にあると、
食べられるだけ食べたい
というのは人間の、いや動物の生理的な欲求なのです。
自然界においては常に目の前に食事が準備されているなんてことはありません。今日は食事にありつけても、明日はわからないというのが日常なのです。だから食べられるうちに食べておけというのが当たり前のことなのです。
一方で「自然界の生き物は過食しない」というのもよく言われる話で、これは過食してしまうと太ってしまい、えさをとったりしづらくなる、もしくは逃げられずに餌食になってしまうことを本能的に彼らは理解しているからなのです。
もちろん、厳しい自然界では常に目の前に餌がぶら下がっているわけではありません。中にはリスのように全部食べ切らずに、「貯食」として木の実などを巣に蓄える行動をとるものもいます。この場合も計算して食べ物を残して、あとで食べようということではなく、食べ物を採れるうちに採っておけという欲求が主体で、そこには計算も何もないようです。
要は、
蓄える場所が巣なのか胃袋なのか
ということなのでしょう。
人間の場合は、お金さえ払えば食事にありつけるし、嫌な上司から逃げることはあっても餌を求める天敵から逃げる必要はないから、自分で欲求に打ち勝たないと、どんどん過食になってしまうのです。
だからある意味仕方がないことなのだ!
たとえあまりおなかが空いていなくても、目の前に「ばかうけ」があればつまみますし、「ハッピーターン」があれば粉までなめます。車でマックがあればドライブスルーに入ってしまいますし、吉野家があれば駐車場を探してしまいます。コンビニといういつでも食糧を調達できる便利なものもあります。
太っている人は、自分に素直なので(?)世の中のそういった誘い罠にはまりやすいのです。
ならば、
どうしたら私みたいな素直な人間(?)は過食に走らずにやせられるのか?
どうしたら食欲に打ち勝って、やせるまでの長時間をコントロールでいるのか?
どうしたら世の中にごろごろ転がっている甘い誘惑や罠にはまらずにしのぐことができるのか?
考えてみましたが、次のいくつかのどれかを適用すればいいのではないでしょうか。
1.一般的なものとしては、ダイエットがあげられるでしょう。さまざまなダイエット法がありますが、自分の場合はだらだらと続けることが困難で、時間のかかるものは苦手であります。面倒なことはしたくないので、カロリー制限ダイエットのカロリー計算だとかレコーディングダイエットの書き留める作業は無理でした。ダイエットアプリに打ち込むことも最近ご無沙汰しています。
その一方で食べたいものは食べたいという根本的な欲求があるので、スイーツ大好き人間にとって糖質制限は厳しいかもしれません。当然リンゴだけみたいな〇〇だけダイエットのようなのは、すぐに飽きてしまいます。飲み会も大好きなので、揚げ物とかアルコールを制限されてしまうと非常に困ってしまいます。
(これこそ心にストレス!!)
2.では摂取量が多いのであれば、それ以上に運動をして消費量を多くすればいいのではないでしょうか。
たしかにジムには入りました。新しくシューズも買って、心機一転頑張ろうとしましたが、今は無駄に会費を払いこんでいる状態です。最後にジムに行ったのは2週間前、、、
強制的に運動をさせられるという状況が必要なのではと考えました。例の上半身裸で台座の上でぐるぐる回るCMをやっているジムに通っていた時は、たしかに2か月で結構やせました。ただそのうちに仕事だとか家庭の事情だとかでさぼり始めて、その半年後にあっという間にリバウンドしていました。
(ただトレーニングのいろはは教えてもらいましたので、同じ筋トレメニューをもう一度やることはできます)
(そういう意味では役に立ちました)
3.そもそもやせるためにダイエットしなければとか運動をしなければとかいうプレッシャーがあるから、楽な方に逃げてしまうので、逆に楽しいことの中にやせる仕組みを作ればいいのではないでしょうか。
たしかに夏場一時期少しやせた時期がありました。ちょうどポケモンGOに熱中してレベル上げをがんばっていたころです。ポケモンGOは自分にとっても、また周りのお年寄りたちにもいい運動を提供してくれました。早起きしてポケモンGOをしながら、近所の公園を歩き回ってました。でもそのうちに恥ずかしさが芽生え、今は飽きてしまいやっておりません。それと同時に散歩にもいかなくなってしまいました。
そういえば昔は東海道五十三次をモチーフにした歩数計をもって、結構家や会社のまわりをうろうろしたことがありました。
いやなことはすすんでやる気にならないが、好きなこと、はまることはどんどんやっていこうとする
その気持ちを利用して気づいたら運動をしていたなんてことができるとやせられそうな気がします。
4.そもそもの原因は、目の前にお菓子があったりジュースがあったりするからなのです。そういった太る原因となるものが身の回りからなくなれば、食べることも飲むこともなくなるのではないでしょうか。
昔は自販機も道ばたにあまりなく、ジュースを買うのも1L瓶でスーパーで買っていました。コンビニも結構歩かないとありませんでしたし、お金があまりなかったので買うお菓子も小さいものばかりでした。家でのおやつは魚肉ソーセージとか韓国のりとかでポテトチップスなんてめったに口にすることはありませんでした。
だから、目につく場所にそういったお菓子やジュースがなければいいのでしょう。
最近は逆に天然水とかを箱買いして、喉が渇いても目の前に天然水しかないので、それを何も考えずに飲んでいるということで”ジュース断ち”ができています。
健康にいけないものを断ったうえに、その代わりの健康なものを置いておくことで、気づいたらそれが当たり前になっていました。
それで今やろうとしていることをまとめると
(まとめられるのか?!)
次のようになります。
・今まで結構な頻度で食べていたジャンクフードをいくつか一定期間だけ断ち、その代わりに健康にいいものを食べます。
例えば、今月はチョコとポテチ断ち、来月はプリッツと肉まん断ちとかいうようにしようと思います。そしてその代わりにそれらを食べたくなったら、みかんを食べます。
・お酒はハイボールと焼酎限定とします。
(忘年会シーズンなので、さすがに何も飲めないのはさみしい)
・帰りに駐車場に着いたら、そこから自宅までいつもは2分程度のところを15分くらい遠回りして帰ることにします。
(あまり遅くなると、夕食を食べるのが遅くなるので)
・時間があるときは、職場の駐車場まで少し遠回りするのもありかもしれません。
・あと休日はなるべく子どもと外出して、公園で一緒に走り回るようにします。
というわけで、やれることから細かく習慣化していこうと思います。
この太っちょの歴史はすでに15年近くなるので、すぐに結果が出ることは求めません。
ます今月いっぱいやってみてどうか。
体重計は毎日載っていますので、変化をまた報告してみたいと思います。
とかなんとか言いながら、自分自身でこれがうまくいくかどうか半信半疑なたーさんでした(終)