こんにちは。
40代後半になっても、直らない悪いくせがあります。
この悪いくせのために今までどれほど損をしてきたことか。
実は2つあります。
その2つとは、物事の出だしと終わりです。
まず出だしの方ですが、
自分はスタートが異常に遅いんです。
・この仕事の締め切りはまだ先だから、何も今日手を出さなくてもいいだろう。
・今日は疲れたから、このタスクのとりかかりは明日以降でいいだろう。
そんな風にして、今まで面倒なことは後回しにしてきました。
そして、気づいたら締め切り間際になって、あわてて始める。
そんなことばかりでした。
世の中で自分の夢、目標をしっかり持っている人で、それを現実化できた人、形にできた人は、おそらく物事を後回しにすることはほぼないでしょう。
世間で成功者と言われている人間で、
「わたしはスロースターターです!」
なんて、言っている人を見たことがありません。
(いるのかな?)
どちらかというと、みんな一歩目がすごく早いんだと思います。
むしろ、ほとんどフライング気味!
たぶん、私とかが飲み会で
「俺の夢は、将来、、、」
とか語っている間に、どんどん行動を起こしてるんでしょうね。
自分が慌てて一歩目を締め切り間際に踏み出したときには、先頭ははるか遠くに行ってしまっています。
なんで遅いんでしょうね?
おそらく一歩踏み出すことが、面倒、怖い、失敗しそう、まあ、そんな理由なんでしょう。だから、いつまでもスタート地点でモジモジしているんでしょう。
例えて言うならば、新年の福男レースで、先頭が朝6時の開門と同時に境内になだれ込んで、怒涛の勢いで駆けているのに対して、自分はそのころ東京の自宅から西宮神社にこれから新幹線で向かうなんてのんきに時刻表を調べているような状態なんでしょう。
一歩目を踏み出してみると、意外に大変なことでなかったりするんです。
面倒でもないし、怖くもないし、、、
「あんだよ、簡単じゃねえかよ!」
でも、そう気づいたときにはもう遅いんです。
失敗はするかもしれません。でも、早い段階での失敗は取り返しがつきます。
締め切りが明日なのに、資料が全部そろっていない、なんていう直前の失敗は最悪です。
一方、もう一つはというと、
タスク終盤の話。
あともう少し頑張れば終わるのに、最後の追い込みができないのです。
筋トレでもこの重量で、あと2回できるだろうに、その手前でやめてしまいます。
あと2回歯をくいしばってやれば、その先のウエイトが見えてくるはずなのに、その手前のところで、
「もうつらいわ」
と言って、休憩に入っています。
できる人は、最後の最後に爆発的な伸びをしてきます。強烈な差し馬でもあるんです。
こっちが、100m一次予選のボルトのように最後の20m程度流しに入っているところを全力で抜いてきます。彼らのゴールは100mの地点にはありません。さらにその先にゴールがあるのです。
死に物狂いで自分を追い込んで、壁をブチ抜いたときに新しい自分を発見できます。
でも、その追い込みをしなければ、昨日の自分のままなのです。
読書なら、あと数ページ多く読む。
勉強なら、単元をもう1つ、2つ多くやる。
距離ならもう1,2km多く歩く。
眠いのは分かります。疲れているのは分かります。
でも、そこでもうひと踏ん張りするかどうかで、今日という自分を越えて明日を迎えられるかどうか決まります。
この2つ。
一歩目を早く、そして最後に自分に追い込みをかける。
これを今年は徹底してやろうと思います。
今日はこれから筋トレ。自分を追い込むぞ!
以上たーさんでした(終)