「今すぐ行動する」
自分が常々やりたいと思っているのに、なぜか全然実行できずに今の今まできてしまったことってなんだろうか。
ざっと、今頭の中で思い浮かべてすぐに出てくるやりたいことって、10個くらいしかないかもしれない。
(はあ、なんと悲しい希望のない人生なんだろうか)
ただたった10個のことでも、やりたいと思っていてやれずにいるのだ
それらのうち半分くらいは、決して大きなことでない。自分の人生を大きく変革するようなことでもない。
日常生活において些細なことで、ちょっとした習慣を変える程度のこと。
そんなことでも、何かしら自分で躊躇してしまって、後回しにしてしまっている。
人生は永遠の時間ではない
人生は永遠に続くものではないということは、自分でも十分すぎるほどわかっている。
去年悪性腫瘍にかかって、全身検査をして入院して手術までしたときに、「俺ってもうだめなのかな」と思った。
幸いにも、術後も順調だし、寿命が短くなることはないと主治医にも念を押された。
でも、それって100年生きられると保証されたわけではないのだ。
(あたりまえだけど)
「人生100年計画」なんていう言葉が、昨今取り上げられることが多くなっているけど、実際それだけ長く健康に生きられる人は、ごく一部の人間だけ。
つまり、長生きでいる人が昔に比べたら少し増えただけのこと。
残りの人たちは、平均寿命つまり80歳前後までしか生きられないだろうし、それだけ長く生きても健康かどうかわからない。
ましてや手足が自由に動かせる、物忘れなくしっかりと毎日のことを脳に刻みこませられる期間は、もっと短いだろう。
自分のやりたいことって何?
体が自由に動かせるうちにやりたいことって何だろう。
まだ頭がしっかりしているうちにやりたいことって何だろう。
自分が元気なうちにやれることってやっぱ限られている。
例えば、
・飛行機の免許をとる
・南極に行く
・バンドをやる
・格闘技を習う
(やっぱ敷居が高そう)
その一方で(今すぐに行動しようと言いながらも)、多少体が不自由になってからでもやれることは、少し優先度を下げてもいいかもしれない。
例えば、
・高級寿司をカウンターに座って食べる
・食べログランキング上位10店のカレーを制覇する
・はとバス観光ツアーに参加する
・京都の老舗三大旅館に泊まる
とかは、できそうかな。
面白いことに、こっちのやりたい目標の方がより具体的。
いや、それでも胃腸の病気にかかって好きなものを食べられなくなったり、重度の糖尿病になって糖分摂取を制限されたりしたら、あるいは不慮の事故に遭って車いす生活になったりしたら、達成することが難しいではないか?
やりたいのにやらずに終わってしまうことは悲しい。
リストを作ろう
まずはやりたいリストを作ろう。
・大きく人生を変えるであろうやりたいこと
・この1年のうちにやりたいこと
・短時間で達成できるやりたいこと
★この場合の短時間とは、1日で達成できるとか移動距離が短くてすむとかそんなこと。
もちろん1日というのも人生の貴重な時間。でも自分の人生が短いとは言え、その中でも1日は短い方だというニュアンスかな
自分の人生で起きたら、ぜったいハッピーだよなというやりたいことを明確にする。
書き出して、その文字をみて自分の目で再確認するのだ。
(物事の視覚化が大事であることは知っている)
まずは最初の一歩を踏み出すこと
書き出したやりたい目標が明確化されたら、それを達成するためにまずは最初の一歩を踏み出すこと。
具体的には、やりたい目標に向けて踏み出せる小さな一歩(ベビーステップというらしい)として、何ができるか考え、そして次の瞬間に行動に移すのだ。
一度行動を起こして目標に向かって動き出せば、慣性の法則(合っているか?)によって、次に大きな力が加わるまでは運動をし続けるものだ。
行動を起こすことで、気持ち的にも充足されることは明白だ。
自分のやっていることに確信をもつことができる。
さあ、リストを作って行動に起こそう。