自分も含めて人の命は有限であり、それも最大で100年程度しかない。
これも今の医療技術でもって、なんとか人の体に鞭打って頑張らせた結果の100年である。
平均寿命で行くと、日本人男性の場合は79歳、女性ならば86歳。
その中でも、実際に体の自由が効いて頭がしっかり回転しているのは、もっと短い。
つまり健康寿命と言われているタイムリミットまで、男性の場合は70歳前半までしかない。
それ以降は、下手したらベッドに寝たきりになって、ただただ毎日天井を見ながら生活しているだけかもしれないのだ。
まあ、それは極端な想定であるが、実際に数%の可能性でそうなってしまうかもしれないということは、常に念頭におくべきだ。
残りの人生を悔いなくすごすためには
今自分の年齢がもうすぐ50歳であることを考えると、あと20年強あるかどうかということになる。
当たり前だが、これまでの人生を振り返っても、同じような過ごし方では何とも悔いが残りまくるような気がする。
自叙伝を書く気にもならない。
最近、ほかの人のいわゆる偉い人の人生はどんなだったか、自分にも真似ることができれば少しでもまともな人生に近づくだろうと、自叙伝とか伝記とかいう本を読むようにしている。
松下幸之助とか、本田宗一郎とか、吉田松陰とか、イーロン・マスクとか...
でも、なんかピンとこない。
話がそれてしまったが、自分の残されているだろう残り20年についてどうするか?
人生残りわずかになったときに悔やまないようにするためには
悔いが残らないようにするためにはどうすればいいか?
おそらく、大きく分けて2つしかない。
①自分の人生目標をしっかり定めて、それに向かって毎日を充実させていく
②残り20年でなく、さらに少しでも長く延ばすことができるように努力する
人は欲張りな生き物である。あれもしたい、これもしたいと思ってしまい、結局どれもまともに手を付けずに、目の前の些細なことで満足してしまう。
自分もそうだった。
20代から無駄なことにお金を使わずにきちんと貯蓄して、
1億円くらい貯めてアーリーリタイアするということよりも、
ゲーセンに行って「ストリートファイター」で勝ち続けるためにお金を使いまくったり、飲み会で一気飲みをしまくって道端にオエオエするために後輩の分も含めて飲み代を払ったり(汚くてすみません)と、目先の快楽を優先していた。
学生時代なら社会勉強と言って言い訳できたが、給料をもらうようになってからもどうもお金に対するリテラシーがなかった。もっと大事なこととして、いかに時間を無駄に過ごしてきたか。
これもおそらく人生における明確な目標がなかったからだろう。
自分は近い未来このように生きていきたいという目標があれば、いかに貴重な時間とお金を無駄にせずに有効活用していくか、ということをもう少ししっかり考え抜いていただろう。
幸いにも自分はまだ生きている。
体は健康とは言い難いが、それでも自由に動かすことができている。
脳みそもまだまだボケてはいないだろう。
今からでも遅くはない。
自分なりの目標を定めて、それに向かって邁進するということと、少しでも長く体の自由が効くようにボディケアに勤しむことをやっていこう。
みなさま、良い休日を。
そして、今年も残りあとわずか。
せめて、今年の初めに立てた目標のうち少しでもいいので、達成できるように悪あがきしよう。