こんにちは。
というか、こんばんは。
昨日に引き続いて、今日も帰宅が遅くなってしまいました。
帰宅したときに時計を見上げて、今日があと3時間くらいで終わるのかと思うと、なんかすごく寂しくなります。
今日は自分の成長のために何をしたのかなって振り返り、
大したことはしなかったな。
今日した仕事は、何も自分のためにならなかったな。
と気づいたときに哀しくなります。
そして、その瞬間に一気に疲れが首から肩にかけてのしかかってきます。
昨日も、そして今日も仕事が遅くなった原因は何なんだろうか?
振り返ると、大きく分けて二つあります。
一つは自分に原因がある場合、そしてもう一つは自分の周りに原因がある場合。
まあ、自分に原因がある場合、つまり自業自得なら仕方がないし、あきらめがつくのですが、二つ目の自分の周りに原因がある場合、つまり自分のせいでない場合にはすごくイライラしてきます。
もちろん、自分が悪いのに棚に上げて他人のせいにするのはよくありません。
じっくり反省して、その結果やはり結論として、自分に原因がない場合は非常に残念な気持ちになります。
数人との共同作業の場合、つまりチームで仕事をする場合、大事なことは
①タスクの手順
②予定時間
③危機管理
この3つではないでしょうか?
仕事がテキパキと片付いて早く終わる場合というのは、自分だけでなく手伝ってくれるまわりの人間のそういった動きや感覚がみんな同じような位相で進んでいるような気がします。
スタートの時点で、
「今日はこの手順でやって、この時間には仕事を終えるぞ」
というようにタスクの手順と予定している時間の情報をみんな事前に示し合わせて一律にもっています。
最初のこのステップまではこの時間までにケリをつけ、次に行うこのステップはこの時間までに終わらそうという意識を持っているのです。
すべての順序を誰もが頭の中に叩き込んでおり、それらの時間配分をみんな同じようににできているので、それに合わせて各個人が頭と体を動かしていけばいいのです。
この処理をしているときは自分はこのフォローにまわろう。このタスクにとりかかったなら、次の準備をしておこう。自然と先へ先へと目が向いて体が動いているのです。
また大事なことの中に、それぞれが自分の能力を分かっているかどうか。できないようなことは自分の力で無理にこなそうとしないで、すぐに助けを求めることが大事です。
何ができて何ができないことかを把握していないと、自分でなんとかしようともがいてしまい、律速段階になってしまうことがよくあります。まわりとしては、本人がトライしているのだから多分できるのだろうと見なしてしまっていることが多く、やっとできないことに気づいたときにはだいぶ時間のロスをしていることがあります。
まわりの人が様子を聞いてあげればいいのでしょうけど、なかなか難しいので、それはやっている本人から手を挙げるべきなのです。
こういったことがクリアできてこそが、まさにチームワークなんでしょうね。
良きチームで仕事をしているときは、全員同じ方向のベクトルを持っていて、お互い足りない部分を補いあっています。
では仕事がスムーズに運ばない場合はどうでしょう。
まさに昨日の夜遅くまでかかった現場がその状態でした。チームと称するメンバーのベクトルはみんな点でバラバラだったのです。リーダーは自分の頭の中にタスクのストラテジーはあったのですが、最初からあまり早くに終わらそうとは思っていなかったようです。いつもと違うやり方を実験的に取り入れようとしていました。しかし、周りのアシスタントたちは夜遅いので早く終わらすもんだと思っていたようです。おそらく、終わったらどうしようとか考えていたんだと思います。
ですので、アシスタントが素早く行動しようとしても、リーダーはのんびりと行動していて、すぐに次の動作に移ろうとしません。そのうちにアシスタントは気づいたのでしょう、今日は早く終わらないということを。途端にやる気を失ったせいか、ミスが出始め、そしてそのうちに雰囲気が悪くなってきました。ミスにいら立つリーダー、早く終わらないことに悪態をつくアシスタント。さらにはその状況をみて、外野から「おまえら、何やってんだ」と怒鳴る上司。最悪の現場です。
どうすればこのような状況を防ぐことができるのでしょう。
大事なのは情報の共有です。
仕事の処理をどのような手順を踏んで行うのか
いつもと同じ手順なのか、今日は特別な試みをするのか
予定している時間はどれくらいで、それぞれのステップにどれだけの時間をかける予定なのか
想定外のことが起こりうる可能性があるのか
もし起きた場合にはどのように対処するのか
事前にこのようなことを情報として共有しておくことが大切なのです。
そして、可能であれば取り掛かる前にシミュレーションをすることが大事なのです。
そうすれば、実際にハプニングが起きたとしても慌てることはないし、誰かがミスをしても別の者がフォローすることができるのです。
とは言うものの、そんなことがキチンと出来ていれば世の中こんなに働くことで問題になりませんよね。
以上たーさんでした(終わり)