たーさんブログ

自分の人生を再構築したがっているおっさんのつぶやき

やるべきことが目の前にあるのに、どうしてほかのことをやってしまうのか?~その解決策~

こんにちは。

 

この歳になって、残った人生を充実して過ごすためにどのようなことをすべきか、なんて最近考えることが多くなってきました。

考えれば考えるほど、あれもやりたい、これもやりたいと選択肢は多くでてきます。

 

その一方で日々の仕事で、まだやり遂げていないタスクがいくつもある、そしてどのタスクも手間がかかるものであった場合には、結局はやりたい選択肢は後回しになってしまっています。

 

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たぶん、一生かかっても楽しいことはできないんだろうな。憂鬱になります。

職場が変わって、時間的に余裕ができた今は少しずつやりたいことにトライしていますが、土曜日も含めて1日フルに体を酷使していた前の職場の時は仕事以外はほとんど何もできませんでした。仕事が終わってから、友達と飲みに行くことくらいです。

(おいおい、人生もっとやりたいこと、楽しいことあるだろう!)

 

そう、やりたいことはいっぱいあるんです。でも、、、時間的にも金銭的にも余裕はありません。

(それを言い訳にしているところもあります)

 

なぜやるべきことがあるのに、あと回しにしてしまうのでしょう?

ところで、仕事の資料作りとか、昔なら試験勉強とか、やらなければいけないことが目の前にあるのに、なかなか取り掛かれない、取り掛からなかった経験って、みなさんもあるでしょう。

私なんか、しょっちゅうです。締め切りが近づいてギリギリにならないと、やる気がでません。何でなんでしょうね?

 

やるべきタスクがあるのに、急に本を読みだしたり、部屋の整理を始めたり、あるいは筋トレに出かけてしまったり。

たしかにやるべきタスクというのは、残されている作業なので手間がかかるもんなんでしょう。だから、やりやすいことに逃げてしまうのです。

文字通り「逃避行動」って言います。

 

一番のタスクに使うべきエネルギーを二番に

傍から見ている人に言わせると、そのエネルギーをやるべきタスクに使えばいいのにって。

それは一時期自分も思ったことがあります。一番やりたくないタスクから逃避するために、二番目にやりたくないタスクに取り掛かったらどうだろうかって。

実はこれ部分的に効果があるんです。普通やりたくないタスクについては、やろうという気力さえないこともあります。ところが、この方法だと一番やりたくないタスクをやらない代わりに、二番目にやりたくないタスクに少しでも取り掛かることができるのです。不思議なもんで、少しでもやり始めると、そこから少し集中力が続いて作業が進んでしまいます。

大きなタスクがいくつか残されているときは、その方法でこなすことがあります。

 

では一番やりたくないタスクはどうする?

ただこの方法には欠点があります。なかなか一番やりたくないタスクに手を出せないでいることです。

 

結局タスクに締め切りがある場合は、その締め切りが近づいてきて、「いよいよまずいぞ」という状況になってから、重い腰を上げるというのはいつでも同じです。

先日、ある本の中で、この現象を「先送り傾向」と呼んでいました。人間は失敗を恐れる生き物です。ギリギリに始めることで、嫌なことを先送りしてしまいがちなのと同時に、うまくいかなかった場合に「時間が少なかったから」と言い訳できるようにするのだそうです。

(なるほどね)

(俺の人生、言い訳だらけだったな)

 

本当は、先にやるべきことを終わらせて、その残った時間で余裕をもっていろいろと自分の本当にやりたいことをチャレンジするのが一番いいのです。

 

 

 

何か解決策はあるのでしょうか?

ゴールが近づいてくると、疲れていても頑張れるのってありません?マラソンも走り始めは、長い道のりを考えて気持ちが鈍よりしていますが、あともう少しでゴールという状態になった途端に疲れも吹っ飛んで、力を出せるようになれるってありませんか?

人って、ゴールが近づけばモチベーションが上がるらしいのです。終わる時間が見えてきた、もう少しで目的地に着く、というように時間的にも空間的にもゴールが見えるとあとひと踏ん張りができるのです。

というわけで、少しずつでいいのでタスクをこなしていきましょう。まずは最初のとっかかりをつかむことが大事です。

手紙を書くのであれば、最初の1行だけでもいいのです。そのために決まり文句の文章があるじゃないですか?

スライド作りだったら、タイトルだけでもいいのです。たいていタイトルはすでに決まっているはずです。

ブログを書くのであれば、最初の文句だけでもいいのです。私の場合は、「こんにちは」となります。

部屋の片づけならば、まずは窓を開けて換気をする。風呂に入るのであれば、まずは裸になってしまう。

そんな感じです。そしていずれのタスクも、それ以降細かく分解して、小さいタスクに分けてしまいます。そして日々時間があるときに、少しずつこなしていけばいいのです。小さいタスクなので手間はあまりかかりません。そしてすぐにこなせるので、達成感があります。

 

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そしてゴール目の前に迫ってきたら、一気に仕上げてしまいます。もちろん、完璧でなくていいのです。6割程度の出来でも、早々に全体像が見えてくればいくらでも手直しがききます。

 

いずれはやらなきゃいけないこと。早めに始めましょう。そして、やりたいことにどんどん挑戦していきましょう。

 

以上たーさんでした(終)