以前書いたように、睡眠が非常に大事だと気づいた自分は7時間、時間的余裕があれば8時間睡眠をめざしている。
それだけまとまった睡眠時間を確保できれば、朝起きた時にベストパフォーマンスを生むことができる。
睡眠は自分の体に貢献している
また健康の面においても、睡眠はいろいろなところに貢献している。
しっかり睡眠をとることで、
- 頭の働きをシャープなものにし、認知症になりにくくする
- 頭から体への意識の伝達をスムーズにすることで、体のキレがよくなり怪我をにしにくくなる
- 脳だけでなく、筋肉や内臓を休ませることで体内のメンテナンスを図ることができる
- 過剰な食べ物の摂取を防ぎ、ホルモンの分泌により体を太りにくくする
- 戦闘状態である交感神経優位な状況から休ませる副交感神経優位に切り替えることにより心の安定を保証する
何よりも長く健康で生きていくためには、しっかり脳も体も休ませることが必須である。
最近、自分の「睡眠革命」のためにやったことを挙げる。
(それほど大げさなことではないが)
部屋の窓にカーテンをつけた、そして耳栓も
実は今までカーテンなし(!)で、窓がむき出しの状態だった。
もちろん、自分の部屋は1階なので、外から人がのぞけないようにすりガラス状になっているので、これくらいなら朝日とともに起きることができるから健康的だろうと勝手に思っていた。
ところが、よくよく考えてみると、以前から夜中になんとなく物音と明かりで起きてしまうことがあった。
寝ぼけているせいか、翌朝には忘れてしまっているのだが、今回睡眠について考えていたら、それは睡眠障害の原因になるかもしれないと思うようになった。
実は、自分の窓の向こう側には、お隣さんの駐車場があり、どうやら深夜に帰ってくるときもあるようで、その車を駐車する音とライトの明かりで、一番深い眠りの時間帯に起こされていたようだった。
そこで、窓に遮光カーテンをつけてみた。
当然だが、たしかに部屋が真っ暗になる。
カーテンの隙間から少し明かりが入るが、それでもこれまでと雲泥の差。
ここ数日間、消灯直後に眠りの世界に入れている。
それから、音の遮断のために耳栓をつけることにした。
最初は、耳に何か入っていることで気になっていたが、2,3日で慣れた。
(まあ、それだけ疲れているのだろう)
目と耳のノイズを締め出すだけで、より深い睡眠状態に持ち込むことができた。
部屋の温度の調節をするようにした
12月に入って、明け方にすごく冷え込むようになった。
先ほども書いたが、自分の部屋は1階なので、夏は涼しくていいのだが冬はすごく寒い。
日中の体を動かしている間はそれでも気にならないのだが、夜はその冷え込みで寒すぎて目が覚めてしまうことが多くなった。
そこで、ふと昔聞いた話を思い出した。
いつだったか、大雪が降ってものすごく寒い冬のある日、知り合いの人が会社で寝泊まりしたらしいのだが、明け方近くに停電でつけていた暖房が切れたらしい。
もちろん、服は着ていて、薄手ではあるがブランケットをかけてソファで休んでいたとのことだったが、思い切り冷え込んだことで帰らぬ人となった。
体が冷え込んで、心筋梗塞になったということだが、まだ40代だったと聞いて、他人事ではなかった。
急激に体が冷え込むことで、低体温症になってしまう。
脳や体も機能が低下して、無駄なエネルギーを消費しないようになるのだが、心臓の機能も免疫系の働きも弱くなるし、もとの体温に戻すのにものすごくエネルギーを使うので、それだけでパフォーマンスがひどく落ち込む。
(低体温療法はメリットとデメリットがあるわけで)
暖房費をケチることで、その分自分の体を危険にさらすことはないし、朝起きるときに無駄なエネルギーの消費と極度のパフォーマンスの低下を招くことも必要ない。
ということで、起きる2時間前にタイマーで暖房のスイッチが入るようにした。
それから、明け方布団の中で縮こまっていることがなくなり、すんなり起きれるようになった。
腰を傷めやすかったので、布団の中で腰のストレッチをやってから起き上がることは相変わらず実践しているが、筋肉の冷えのためにギックリ腰になる可能性も減ったように思う。
(これまで何度か、朝起き出すときにギックリ腰になっていた)
当たり前に体にいいことが、変なケチ根性のためにできていなかった。
この歳になって、自分の健康のために投資をすることが大切だとあらためて感じたこの数日間。
というわけで、寝具にも最近興味を持ち始めた。
巷で話題になっている「KOALA」マットレスってどうなんだろう?
みなさん、知っていますか?